“首振りダッシュ”で食欲の秋を表現中/ウサギ2016/11/15 18:37

生暖かい日と涼しい日が、入れ替わり立ち替わりする日々が続いていて、今のところこれという“季節感”を感じられません。

強いて言うなら、今年の11月は。どちらかというと暖かい日が多いと感じています。

 

それでも、屋外で飼育されているお魚たちは、ジリジリと食べる量が下降していて、季節の変化を感じ取っているようです。

対照的に、室内の生きものたちの中でも、もっとも室温が安定している部屋で過ごすものは、「まだ秋口」という雰囲気を漂わせていたりします。


というわけで、現在我が家でもっとも“食欲の秋”を謳歌中の個体は、ウサギのフィー君です。

まだ冬に向けた換毛は始まっておらず、軽やかな薄着風の毛並みを保っていて、もし、いつも通りに11月を迎えていたとしたら、もっと寒々しく見えたに違いありません。

 

そんなフィー君、ここ最近は「冬に備えよ」という寸法なのか、ペレットも牧草も精力的に食べまくっていて、しかも、そのほとんどをパーフェクトに消化し、”完全ウン○化”している模様。

・・・そう、食べても食べても一向に脂肪がつかない肉体は、羨ましい限り。

ケージ生活の割には、まるで平飼いの地鶏みたいに無駄肉がつかない体、これはもう、フィー君の”体質”とか”遺伝子”に秘密があるのだろうと思っています。

 

確かに牧草メインの食生活ではありますが、それにしても、こうも脂肪がつかないとなると、消化吸収の効率が100〜120%という具合に、凄いことになっていそうです。

 

それに、ここ最近は、季節の影響っぽく食欲が増進していて、1日2回のペレット・タイムをたいそう待ちかねているのか、“餌の音”がすると大変な騒ぎようです。


で、ご飯時に大はしゃぎするのはいいとして、餌入れにペレットが入ると首振りつつ突進、猛烈ダッシュで餌入れに飛びつき、時々その勢いでペレットが半分近くスノコの下にばらまかれることもしばしば。

しかも、こういう時ってすぐにペレットの追加ができません。


餌入れに顔を埋めて、夢中でガツガツやっているうえに、餌入れはばっちりガードされています。この守備体勢の時に、人間が脇から減った分のペレットを継ぎ足そうとしようものなら、「ゔ〜っ」と子犬のように唸られパンチされそうになるのでした。

 

こうなると、仕方がないので「あとから補充にこよう」となるものの、結局、補充を忘れてしまったり、覚えていても時間的な都合をつけられなくなって補充不能になったり・・・残り半分がおあずけが ”チャラ” になる場合もございます。

 

そんなこんなで、上の1枚目の写真は、ペレットが微妙に物足りないまま、牧草もほぼ完食状態で朝を迎え、いつもより空腹感が割り増し気味でおねだり中の姿を上から撮影したもの。

最近思うのは、こちらを見上げて2本足で立ち上がっている時に、「よろけやすくになったなぁ〜(足腰が少々弱ってきている)」ということです。 

2枚目のこちらの写真は、「餌入れに飛びついてやれ」と狙っている時のフィー君。

もちろん餌入れが飛ばされないように対策しているので、これまでペレットを食いはぐれたことはありません。

それにしても、餌入れに向かって “首振りダッシュ” しなけりゃ、食べた心地がしないのかな?

それとも、人間側が妙な関わり方のパターンを作り、そうとは知らず、覚えこませてしまったとか・・・でもって、ウサギとしては「俺は毎回、正確に首振りダッシュを再生しているだけなんだが」ということだったりして?


少なくとも、[ペレット美味い・バクバク食べたい・やった〜っ]といった感じの雰囲気は伝わって来るので、”ご飯がおいしい=元気な証拠” というバロメーターにはなっています。

 

 

 

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