ユスラウメ2017 ― 2017/03/27 19:13
ユスラウメも、だいぶ開花がすすんでいて、残りのツボミの開くのが待ち遠しい状態。あともうちょっと待てば、花がズラズラと並び咲く様子が見られるだろうとの期待から、先日、撮影したのはとりあえずの2枚きりでした。(そのうちの1枚↓)
ところがです。
昨日から今日の昼にかけて、冷たい雨が突風とともにバラバラと音をたてて吹き付け、天候はまるで真冬の様相になりました。
道端や周辺には、どうやって折れたのか太い木の枝や、剥がれた木の皮なんかが、あちらこちらに散らかる有り様。この嵐で、周辺のモクレンの残りの花は、耐えられずに道に落ちたのが茶変してゴロゴロ転がり、花は無残な形で終焉を迎えていました。
ひるがえって庭の様子はというと、待望のユスラウメは、寒風と雨のセット攻撃でビシビシ叩かれたのでしょう、満開を待たずに散り落ちた花を多数発見する羽目になりました。
花びらがなくなり、一部シベだけが並んだ枝を見つけたときは、目にぐぐぐっと無駄な力が入りましたし。
せっかく咲き始めたところに、連日の真冬日や嵐。
結果的に、全体的にメリハリのない、穴だらけの咲き方になりつつあるユスラウメでございますが、こういう表情も有りかと見方を変えた今日でした。
これから初夏の頃になれば、鑑賞しがいのある赤い実をつけてくれるはずで、何かと楽しみの多い木です。
今も、受粉の具合が気になるせいで、どれくらいのハナアブが飛んで来ているのか気になったり、飛んできたハナアブをカメラで追いかけまわしたり。
まるで木のふところに入り込むように木の下に潜り込んで、天候と季節と虫を想うのは、それができる木が庭にはユスラウメだけ・・・だからでしょう。
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