アカガエルでした2017/04/10 19:44

今日はカエルの話題。

ですので、両生類の写真が苦手な方は、ここでイチヌケをお願いいたします。


・・・では本題へ。

おととしの秋以来、カキツバタが植わっている2連の睡蓮鉢にカエルを見かけるようになっておりました。


並んで置かれた睡蓮鉢にそれぞれ1匹ずつ。

 

昨年はそのうちの1匹が、野生動物に追われた痕を残して行方不明になりまして、その後水鉢は静かになっていたので、残ったほうのカエルは狭い鉢から出て行ったと思っておりました。

 

ですので、「これで今年は睡蓮鉢の土替えができる」と思い込んで、余計に増えた水生植物は鬱陶しいのでごっそり減らそう、などと予定を立てていました。

そうしたら、冬が明けるか明けないかの寒い頃に ♫クルルルル♫ と聞き覚えのあるカエルの声。ずっと1匹だけ居残っていたようです。


ならば、もう一回カエルの種類を調べてみようとネット検索をかけると、去年と違って今年は音声つきの動画をたくさん拝見できました。

(昨年調べた時はアカガエルかヤマアカガエルか決定打にかけていた)

おかげさまで、これはアカガエルだとわかりました。

鳴き声が「ぐるにゃぁ」な感じで、愛猫のある鳴き方とよほど似ているので、カエルが鳴き始めて一瞬の間は、猫かカエルかと耳を澄ませることもあります。

 

ところで、この赤茶色のカエルは、本気でこの狭い睡蓮鉢に住み込んでいるのでしょうか。

てっきりどこかへ移動していくと思っていましたので、今年最初の鳴き声が聞こえた時はとても驚きました。

 

先週末の土曜の朝は、雨のなか庭へ出て、バンバン固形肥料を撒いていると、足元で ♫クルルルくるるる♫ と鳴く声がしました。

人間に慣れたのでしょうか、そばに人がいて動いていてもお構いなしに顔面を露出したまま、ほっぺたを膨らませて堂々と鳴いておりました。

ずいぶん警戒心をなくした調子で、これではまたハクビシンに狙われそうですね。

アイアンの柵で作った野生動物対策の囲いは、このように、緊張の緩んだ顔面露出中のカエル相手には無駄に見えました。

人とハクビシンの違いがわかったうえで、顔面出しっ放になっているのなら、安心なのだけれどなぁ。

 

さて、昨日の日曜日もまだ雨が降っておりましたが、小雨になった頃を見計らって庭へ出て、クレマチスの手入れをいたしました。

ちょうどその最中に、斜め後ろ方向から大急ぎで走ってくるものが視界にはいりまして、見ればそれは、地上の色に染まったアカガエルでございました。

 

アカガエルは、遮るものがないところを移動する時には、ピョコピョコ上に飛んでいるというよりも、わーっと前に突走っているように見えて印象的でした。


で、まっすぐに睡蓮鉢めがけてダッシュしてきて、鉢の陰に隠れてからはノロノロ移動。

庭に住み込んでいる個体?もしそうなら、カエルはよく睡蓮鉢を出たり入ったりしている?

それとも、先住カエルの鳴き声をききつけて新顔がやってきた?

 

にしても、よく頭の上の高いところに水たまりがあるってわかりますね。

地面より高い場所だろうと、水の匂いを察知していて、土が入った植木鉢ではなく水鉢めがけて突っ走ってきたのですから。

 

今現在、庭に住んでいるアカガエルは1匹か2匹かまだわかりませんが、このカエルがより素敵な新天地を求めてどこかへ移動していくまで、縄張り偵察で通りかかるハクビシン対策はやめられません。



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