ガビチョウと鳥の巣と2017/06/02 17:25

ウグイスのさえずりに負けず劣らず、立派な歌声の持ち主ガビチョウ。

外来種とはいえ、独特の覚えにくいフレーズを美しい声で歌われると、つい聞きってしまいます。



見栄えは・・・よくさえずっている、きれいめなのがオスで、写真もそれぞれオスと思われます。

ちなみにメスはシンプルで、目の周りの白を除くと全身が茶色です。

よく夏になると昆虫目当てに庭にやってきて、2〜3羽でキャピキャピ鳴いて飛び回っては、仲間(幼鳥?オス?)を呼ぶ声が楽しげなので、メスは地味な姿のわりに明るいイメージがあります。


ガビチョウは日本に持ち込まれた後に拡散してしまった外来種、といわれると、いろんな意味で残念というのか、複雑な気持ちになります。

確か・・・画眉鳥/ガビチョウ “マユがペインティングされたトリ” このネーミング法は、遠い昔に中国方面からやってきた白鼻芯/ハクビシンを思い出させます。

事情はさておき、ガビチョウのさえずる声は気に入っています。


・・・鳥の話で思い出しました、庭木の上に鳥の巣を発見したお話をいたします。

春の手入れ以降、再び庭の木々がうっそうとしてきたので、5月最後の週末に一気に庭木の枝抜き剪定を行った時のことです。

スッキリとした樹上をいろんな角度から見上げて、余分な枝が残っていないかチェックしていると、木の上にワラ玉みたいなものがのっかっているのを発見いたしました。

 

鳥の巣っっっ、もしや抱卵中だったか? メジロかも。

 

巣は2メートル半くらいの高さにかけられていて、覗き込むには脚立が必要です。

なので、巣立ち前なのか巣立った後なのか、いったいどうなっているのか謎ですが、これ以上刺激せず、そっとこのままにしておこうと思います。

 

実は、ジャンハム亡きあと「小鳥でも・・・」と思ったことがありました。

けれども飼うのではなく、庭にシジュウカラが巣を作るような条件でも整えようと思い立ち、来年の春に向けて導線引きをしていました。


シジュウカラやメジロがよく通りかかるところに、時々果物を刺した枝を出してみたり、バードバスになりそうな水盤と果物串を近づけて設置して様子をみてみたり。


これがたまたま野鳥の勧誘につながって、巣をかけられる結果になったのかはわかりません。

ただ、ひとつだけ発見したことは、よく繁ったストロベリーツリーの木は目隠し効果や風雨対策などの保護機能が抜群で、しかも安定感もあったということでした。

夏に向けて、ストロベリーツリーって少々暑苦しい感じになるのですが、それが特定の生きものを守る役割りを果たしていたのですね、ちょっぴり見直しました。



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