色が変わる中、季節も刻々と変わり2017/06/26 17:37

今朝も、雨で濡れそぼった庭で花を終えたヤマアジサイの花ガラ取りをしたり、雨の重みにうつむいたハイドランジアを摘んで花瓶にいけたり、季節の花の手入れを軽く行いました。


花瓶にいけたハイドランジアは、生けた後も耐えず花の色を変えながら花を終えるので、花瓶のアジサイも梅雨の始めの頃と比べて色合いや様子が変わりました。

最初から赤色だった”パリ”だけは大きな変化もなく赤い色のままですが、他のピンク色だった”ダンスパーティー”は水色へ、ぐんじょう色の”小町に”は赤みがさしてきて、ハイドランジアを花瓶にいけると色の変わる花火みたいで華やかです。

 

そんなこんなで、例年通りの順番で色づいていったハイドランジアも残るはあと1種類のみ。

これが終わるとノリウツギが咲くという寸法で、今は一歩ずつ真夏に近づいていっている時なのだと花が教えてくれています。

 

こちらは今がもっとも色濃くなっている鉢植えのテマリテマリ。

花の上には、ゴミではなく虫がとまっています。

写真はお天気だった週末の土曜に撮ったもので、このアジサイには晴れた空のほうが似合っているように見えました。

その点は、曇天や雨天が似合う他のアジサイとは様子が違っていて、つくづくアジサイは置かれている条件で表情がけっこうかわる植物だということを実感させられます。

このテマリテマリはこのあと植え替えが待っています。

植え替えのあとも、また晴れ空が似合うハイドランジアになるかどうかは、来年になってみないとわかりません。

 

こちらも先週末の晴れの日に撮影したハイドランジア/小町(地植え)。

 

花は淡いブルーから始まってぐんじょう色・青紫になりますので、本来の基本色である赤やピンクで紹介されているノーマルな小町と比べると、別のモノに見えてしまいます。

 

小町が植えられているところ(庭と地続きの国有地)は、酸性に傾いているのだろう・・と、時々石灰をまきますが、この様子だと、石灰の量は小町にちっとも足りていないことになりますね。


ちなみに今日の日記のいちばん上の写真に写っている、花瓶にいけられている“パリ”という赤いハイドランジアは、この小町からあまり離れていない場所に地植にされています。

それにもかかわらず、パリは何事もなく赤い色で咲いているので、実際に土の中で何が起きているのか未知のまま・・・と言うしかありません。

 

とりあえず、ブルー系の小町は大人びた和風の青に見えるので、これはこれでいいと思っています。

 



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