おいしい水とフツーの水/ラグドール2017/11/09 18:33

今日は猫のダン君の “おいしい水” のお話しです。

猫用の飲み水は、1階と2階に合わせて4箇所用意されていて、その時々で水道水だったり、浄水器からの水だったり、特にどの水という決まりはなく水入れに注がれています。

 

そのうち3箇所の水れは、飲みやすいように高さが調節されていて、一箇所だけが床の上に置かれています。

 

それぞれの器は、人間が使っていたガラスか陶器の食器で、猫用に気を利かせたものではなくあり合わせの余った食器です。

 

なのでダン君が一番大好きな水というのは、味や質に影響されているわけでもなければ、飲みやすいデザインやポジションでもないことだけは確かです。

 

ということで、なぜか味が違うらしい水飲み場の水を、一気飲みしているところを1枚撮ってみました。

写真の右下の床の上にあるのはガラス食器

向こうの壁にチラッと見えているパネルは通気口

手前の黄色とグリーンは冷蔵庫に貼られた下手くそマーク

そしてこの場所の水にこだわるダン君


ここの場所は、毎日外を見張るための小窓がある勝手口のすぐ側です。

 

そして、ここの水の減り具合は異様です。


しかも、減った水を足すためにヤカンやコップからチャラチャラと水を注ぎ入れると、3回中2回の割り合いで、ダン君がどこからともなく走ってきます。かりに喉が渇いていなくて飲む必要がなくても、顔を近づけたりしてまるでチェックするかのよう。

 

確認までに、他の3箇所の水は入っています。

 

朝の忙しい時間にダン君がこの場所で水を飲み始めると、いつまでもチロチロ飲み続けるので冷蔵庫の野菜室が開けづらく不便です。

さすがに飲み終えるのを待っていられないときに、猫に詫びを入れつつソロソロ〜っと野菜室を開けると、迷惑そうにされつつも “どかない” ので、正直「他のところで飲みなさい」

「味、どれも同じだから」とさとしたくなる日もあるのでございます。

 

“猫ぢから”には負けますね。

 

さて、ここの場所の水というのは、ダン君においしく感じられているのでしょうか?

もしそうだとしたら、気分の問題であることは明白です。

そこらへんのスーパーに売っているビールでも、登山を終えて飲めばウマイのと同じで。


それに、ここの水入れは唯一床の上に置かれているので飲みにくいはず。そればかりか、冷蔵庫の開閉もアリ、古い通気口の閉じきれないスースー感アリ、勝手口の開閉もアリで、あまり落ち着いて飲めそうな場所でもなさそうなのに・・・な。

 

お話しついでに、ダン君が2番目に好きな水飲み場は飼い主の寝室で、その次に、餌入れと並んで置かれている水が普通に飲まれていて、通路に置かれている4箇所目の水飲み場は不人気です。

飲みたい水と、どうでもいい水の基準がよくわかりませんが、「水を飲むならこういう所」という ”決まりごと” みたいなものがあるのでしょう。



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