斑入りの大文字草とツルバキア2017/11/15 17:20

赤い大文字草が咲いたと書いたのは1010のこと。

そのあとも、ピンクや白が順々に咲いておりましたが、やっと今頃になって斑入りの大文字草が咲き始めました。

大文字草の鉢植えの置いてある条件はそれほど極端な違いがないので、品種によって咲くタイミングはかなり違いがあるのでしょう。

 

この葉っぱに斑の入った大文字草は、園芸品種らしくチュルっとした花びらが八重になっているうえ、原種に近い大文字草よりもかなり強くて、そんなに気を使わなくても育ちます。

やっぱり、育てやすいほうがラクですし、ちゃんと時期がくれば可愛い花が見られるというのは嬉しいですよね。

 

残る大文字草は、あと3つほどこれから咲きそうな鉢があるものの、先日1鉢が大量のつぼみをつけた状態で痛んでしまったので、結局、残る開花待ちはあと2つ。

痛んでしまった1鉢は、このまま枯れて死んでしまいそうな気配で、何かの病気にかかってしまった様子です。

 

大文字草に限らず、育てるのが簡単すぎるものばかりでは、庭は “放置ガーデン” になっちゃいます。ですが、全体的に難しいものが多くなると、植えたはずの植物と一緒に投じた時間とお金も消えて、目にも心にもスカスカなお寒い庭になってしまいます。


なので、環境にマッチしていてラクに育つ草花と、少々難しい草花の両方が必要で、それらのバランスの取り方が上手くなると “見せられる庭” になる……そう思うこの頃です。

 

こちらの花は、季節を迎えて再び咲きだしたツルバキアです。

咲いたばかりの花にしては少々色がくすんで見えますし、おととい昨日と、なんとなくぱっとしないので花の前をスルーしていました。

このところの天候はジメジメしていて、涼しくなっても足元周辺がスッキリしないので、ツルバキアも何かしらの影響を受けているのでしょう。

 

確かに乾く間もなくダラダラと雨が降るので、湿気に敏感なものは少々活気がありません。

全体の雨量はそれほど多くなくても、地面近くはずっと湿っぽい状態なので、今週末は積もった落ち葉を取り払って、地面をスッキリさせようと思いました。

 

参考までに、下のツルバキアはきれいに咲いているときの様子。

背後でも咲いているのもツルバキアで、株に勢いがある状態です。この植物にとって快適な環境だと、同じピンク色でも青白い色をした爽やかな花をさせてくれます。



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