オキザリスの使い方 ― 2017/12/06 20:37
毎年今くらいの時期になると、オキザリスは色が濃くきれいになって、カラーリーフ的な存在感を増します。
きっと、周囲から草が消えて地面が露出しはじめているタイミングでオキザリスの勢いが増すので、よけいに目立つのでしょう。
オキザリスはグランドカバー的というのか、脇役ですものね。
モグラが庭のあちらこちらを掘削する影響で、庭にばらまかれたかのように点在しながら増えているので、これはこれで自然に配置されていい具合になっていて、モグラ唯一のグッジョブです。
こちらはまだまだ色が濃くなっている途中のオキザリス。
葉のサイズがもっともグランドカバーに適した大きさですし、緑から銅葉と、もっとも葉っぱの色が美しく変化する種類です。
ただし、もう何年も花は咲いておらず・・・葉を楽しむのではれば重宝します。
こちらは、これから葉っぱに黒のドット模様が入って、黄色い八重の花が咲くタイプ。
これも殖えすぎるので間引きながら管理しておりまして、背丈が少し大きめなので場所を選んで使っています。
一緒に混じるように写っている丸い葉っぱはウォーターマッシュルーム。水草のはずなのに、ある日地面に降り立ったうえに、水生やめて地上生活をはじめています。水陸両用で生きられる植物と思っていなかったので、はじめの頃は驚いたものです。
大きなサイズのオキザリス。銅葉のものは透明な薄いピンクの花が咲いて、殖える勢いもスローです。
ところが一緒に写っている緑色の葉のものは、驚異的な殖え方をします。間引いたハタから殖え出すうえに、どこでも育つって大きくなるので、条件の悪い場所に生えてきているものだけを残しています。ちなみに、乾燥しっぱなしで何を植えても枯れる場所をカバーしてもらっています。
他にも活動を始めたばかりの新芽状態のオキザリスもいて、この殺風景な時期に生き生きとしているオキザリス達は、見ていて楽しいです。
見ての通りカタバミの仲間らしく、昔から庭のどこかで必ず見かけるデザインですよね。
それもあって、飽きそうで飽きないのかもしれません。
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