クリスマスローズ・ニゲル ’17 ― 2017/12/14 16:01
今年はとても早くからクリスマスローズの開花が始まりました。
いつもだと、その名前のまんまクリスマス前後の頃から咲き始めておりましたが、今回は1輪目が咲いたのは例年の2週間以上も前。
ニゲルに早めのクリスマスが訪れたようです。
たいてい、このクリスマスローズが咲いてから年が明けて、その後順々に花期を迎えたレンテンローズが咲いてゆくのがお決まりのパターンでした。ですが、こうも早くにニゲルが咲いてしまうと、うまい具合にバトンタッチされていた花のリレーが見られないような気がします。
もともと寒い頃に咲くニゲルは、今年の早々からの寒さに反応して早く咲き、同じようにレンテンローズは寒さに反応してより遅く咲く・・・本当にそうなるかどうか、これから結果待ちですね。
そういえば今年は、いつもより1ヶ月近くも早く咲いて驚かされた花が他にもありました。
そのようなことが起きやすい天候だったのでしょう。
こちらが全体の様子です。地面のきわには小さなツボミがいくつかあって、見栄えがするのはあともうちょっと先です。
レンテンローズとくらべてあまり大きくなりませんが、周りががらんどうの今の時期に咲くだけに、とてもよく目立ちますね。
冬場の虫が少ない季節に開花する花は、真冬でも時々活動する虫がどこからか出てくると見越しているのでしょうから、多少開花のタイミングがずれても大丈夫なのでしょう。
今から花の周辺を見張っていれば、受粉を手伝っている虫を見つけられるかも・・・。
やっぱりアリかな?
普段なら見られない虫を発見できるチャンス、と言いたいところですが、今のところ満開じゃないからか、花の周囲は静かです。
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