ウインターベルとアンスンエンシス2018/01/19 18:42

ウロヒラウインターベルが寒さに反応して、花のにほんのりと淡いピンク色を浮きあがらせています。

昨年の途中から大変な成長ぶりを見せまして、ぐんぐんポールを這い上って緑の柱を形成したと思ったら、ポールに設置していた街灯のセンサーに絡みついて点灯に支障がでるほどに大繁盛。

仕方がないので、涼しくなった秋頃にセンサーライトを移動させまして、そのときに、引っ張られてブチブチと切れてしまったツルがいくつもありましたが、それでも平気そうにジャラジャラとツボミをつけて見事な復活を果たしています。


ということで、目下3分の1ほどが開花中。

高いところでも低いところでも、花が鈴なりになっていてステキです。

 

こちらのアンスンエンシス↑は、同じように冬に咲く強い原種のクレマチスで、こぶりな花がパクッと開いて明るく咲くので、いつも笑いを誘われています。ウインターベルと酷似していますが側で見ると違いがわかります。


アンスンエンシスは、こぼれダネで増えた何株かが庭の方々で成長しているせいか、育てやすく屈強な原種のイメージを持っていました。

ところがウインターベルと比べてみれば、「伸び広がる勢いがスローでおとなしい」と感じるこの頃・・・すっかり印象が変わってしまいました。

ずっと前から庭にいたというのに、2年ほど前にやってきたウインターベルにあっと言う間に先をこされたわけですから、こちらも、いったい何が起きたのかと驚くばかり。


確かに、庭で最も古株になるアンスンエンシスは、運悪く嵐と倒木の強烈なダメージを受け、2度3度とボロボロになりながら再生を果たした歴史があります。なので勢いがないように見えるのは当たり前・・・とはいっても、こぼれダネで増えたいくつかの株の ”静かな勢い” については説明がつきません〜。


きっとわかっているようで、わかっていないことがまだまだあるのでしょう。

見方が変わると楽しみがまた増えますし、何よりも新鮮になれるのっていいですね。

 


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