冬のクレマチスはメジロのご馳走 ― 2018/02/02 16:33
今朝、浅いながらも雪が積もって景色が白くなりましたので、何か撮れないかとカメラを持って庭へ出ました。
パラパラと小雪が降っていたので、雪を避けて、カーポートの支柱を這い上るウィンターベルの真横に立って庭全体を見渡していたのですが、コレといって撮れ映えのしそうなものが見当たらず。
前回の雪降りからすれば浅い雪は中途半端な景色で、思案に暮れてそのままボンヤリ佇んでおりました。
そこへふいに飛んで現れたのがメジロ。
こちらの存在に気づかないまま、とまったナツハゼの枝の上で、♪ピーチュルチュル……と少しの間さえずりまして、その距離は1メートルも離れていない、手を伸ばせば捕まえられそうな距離でした。
トリに何かのモニュメントと間違えられる栄光っ、目の前でさえずる姿を見られてワクワクしました。
で、ひとしきり鳴き終えたメジロは、ナツハゼの真横でカーポートの支柱を盛大に飾るウィンターベルの花々に取り付き、花の蜜を吸いはじめました。
1日に何度か聴こえてくるメジロの声は、ここ最近はクレマチス狙いだった模様。
花に夢中なメジロの死角に入ったところで、そっと望遠レンズを取りに室内へ戻り、そのまま室内から「今度はアンスンエンシスに移動するはずだ」とばかりにカメラを構えて待っておりました。
その方が、もう一度庭へ出たせいで逃げられるリスクをおかすよりも賢明かなぁと……。
案の定、ウィンターベルの方角からアンスンエンシスに向かってメジロが移動してきましたので、花を楽しむ様子を写真に撮ることができました。
なるほど、冬のクレマチスはよくサヤを作ってフワフワの種を飛ばしますが、メジロが種作りのメインメンバーだったのですね。
雪に花にトリに、ステキな取り合わせを見ることができました。
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