アンスンエンシスの花はヒヨドリに2018/02/06 16:31

先週「メジロがウィンターベルの花の蜜を吸いに来ている」とお話したばかりでした。

 

今度は、西側のアンスンエンシス付近に飛来するヒヨドリが、咲いているアンスンエンシスの花をガツガツ食べているところに遭遇して、少し驚いてしまいました。

 

ヒヨドリなら、シェードガーデンの百両やヤブコウジの赤い実を食べに来ていることは知っていましたし、他にも、庭へ出るたびにキャピ〜ッと騒ぎ逃げ去る彼らを日々目撃しておりましたので、庭にはまだ他にもまだ食べられるモノが幾つかあるのだな?と気づいておりました。


ですが、まさかクレマチスの花も食べているとはこれまで気づかず……というよりも、ヒヨドリの動向を真剣に観察しようという気にならなかった、というのが正解です。


昨日の食べかけがこちら↓で、


今日の食べかけがこちら↓ 全く同じ部分の花が変わり果ててゆく様子です。


こちらは昨日の食べのこし↑。この一見食べカスのようになっていた花は、今日にはきれいになくなっておりまして、ボトボトとこぼれ落ちた花も食べ尽くされています。

(こぼれ落ちた花を食べたのがヒヨドリかそれ以外かは不明)


トリの好みや愛らしさに関係なく、トリとあらばまんべんなくロックオンしていたのが愛猫。


何を見ているのかなと思って静かに目線の先を追ったら、ミラーレースカーテンの向こうに2羽のヒヨが透けて見え……で、「せっかかく間近で見られることだし写真でも撮ろう」とカメラ片手にソロリ窓へ近づくと、ヒヨドリは察知能力全開でドバッと飛び去ってしまいました。(猫に謝罪す)

 

それ以後、一度も目の前のヒヨドリの撮影に成功せず。

ちなみに、ヒヨドリがいた場所を通り道にしているリスにも毎回アッサリ察知されるので、ミラーレース機能は野生動物には効かない模様です。

 

そんなわけで、集中的に食べられ始めたアンスンエンシスは、安定感抜群のデッキに平面的に巻き付けられているせいで、ヒヨドリにとっていい足場&餌場ができあがるかたちになっています。

そもそもアンスンエンシスは小鳥程度しか支えられない細いツルなので、巻きついているものや、巻きつき方によっては、ヒヨドリには食べにくい形状のハズでした。


たとえ花を食べるにしても、とまれる場所からクチバシが届く範囲までだったはずなのに。


それが無茶苦茶食べやすくなったわけです、このままではヒヨドリの冬の餌を育てるばかりなので、何か手を考えようと思います。


というわけで、今の時期ならリスが駆け抜けてゆくだけだった ”どんぐり山へのハイウェイ”は、いつの間にか、ヒヨドリが花を食べながら脱糞するステージにもなってしまいました。

この調子では、西側のアンスンエンシスの花は、ほとんど食べられてしまいそうです。

それにしても、冬のクレマチスは蜜も花もおいしい……みたいですね。

 


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