飛竜の滝/箱根2018/08/21 16:43

渓谷・渓流へ“涼み”に行くのも、もうしばらくの間の楽しみですね。

今日は先日の日曜に箱根/飛竜の滝へ出かけたときの様子をお話ししたいと思います。

 

飛竜の滝界隈では、箱根でよく見かける玉紫陽花(たまあじさい)が次々に咲いている最中でした。

 

そして、栗……これから秋の景色に移り変わりつつあることを想像させる光景が目にとまりました。

 

渓流沿いの道(畑宿から登る)は、先に進むにつれてしっとりとしたコケの森になってゆくので、せせらぎの音と、コケに覆われた濃い緑色と、森の空気に癒されます。

 

途中でザトウムシを発見。ジブリのアニメに出てきてからちょっとは知名度があがっていそうな気がしていますが……見慣れないムシには違いありません。(見つけられますか?)写真では、ミズヒキという植物の葉の影にかくれている様子が映っています。

黄色い豆のような小さな体から、細くて長い手足が消えるように伸びているのがわかると思います。

山や沢へ歩きにゆくと、薄暗い森の中でザトウムシに出会うことがよくありますが、目立たない体をしているので見落とされやすいムシだと思います。

 

再び歩き始めて、滝へGO


途中の渓流で一休みしていると、虫が入れ替わり立ち替わりえ飛んできては、水辺で水を飲む様子を見ることができました。

見栄えはさておき、スズメバチが水を飲んでいる様子をひとつ。


とりあえず上も見ながら歩いていると、見晴らしの良い木の上に、スズメバチの巣も見つけることができました。細かく写真をチェックすると、巣の前に2匹飛んでいる様子を見つけることができると思います。

 

飛竜の滝へ到着すると、滝を漂うミストでヒンヤリと体が冷やされて、すぐに和やかな気分にスイッチ。しばらくその場にとどまって、マイナスイオン浴をしました。


神奈川県ではもっとも落差のある大きな滝なのだそう。滝の周辺にはモミジの木がたくさんあって、ここは紅葉の季節も素敵な景色になるところです。


滝の中の柱状節理にレンズをズームすると、彫刻されたかのような独特の岩肌がよくわかります。(滝の側にはジオサイトの説明があります)

 

せっかくなので、登ってくる途中にもあったジオな巨大な岩壁の様子を1枚。

自然の創造物の壮大さを感じることができます。

 

参考までに、飛竜の滝の畑宿側の入り口にも、旧東海道の美しい石畳を見ることができます。

昔の人が東海道/箱根を歩きやすくするために敷いた石畳の道……とはいえ、苔むしてとても滑りやすいのでご注意あれ(登山用のシューズがベスト)

 箱根もいろんな遊び方ができるので、訪れるたびに「次はコレをやろう〜」というふうに楽しみが尽きません。



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