生きものデザインの……2018/09/14 16:10

やっと涼しい雨が降るようになりました。

話題もインドアで……ということで、今日は熱海城へ行ったときに見つけた展示についてお話したいと思います。

 

やっぱり、生きものを模したファッションって、カワイイですよね。

ヒョウ柄やゼブラ柄のように模様もありますし、耳や襟元をそれらしく飾る方法もあれば、ネコやウサギや金魚のプリントなんてのもあります。

しばらく前には、ピカチュウの着ぐるみで歩き回る若者を見かけることがありましたが、あれも、いきなり繁華街を歩いていたりするからか和みます。

少し話はズレますが、最近は都内で時々マリオブラザーズの歴々に扮して、マリオカート風に車道を走り回っているのも見られますよね?コスプレは、ときには楽しいイベントになるのでしょう、きっと。

 

さて、同じコスプレでも、熱海城(熱海市)で見つけたのは、おしゃれさん御用達?の“カブト”。

今風に言えばヘルメットですね。

個人的な感想になりますが、注目に値する素晴らしいヘルメットに心を激しく打たれまして、こんなデザインで戦場に向かったら「戦わずして勝てるのではないか」そんな無敵に思えるカブトに遭遇したのでございます。


はい……こちらがそのウサミミカブト。

ガラスに反射して少々分かりづらいです、悪しからず)

確かカブトの名前にも ”兎”と”耳” の文字が入っておりました。兎耳兜みたいな感じで…。

戦場でもしウサミミカブトの武将に遭遇したら、すっかり和んでしまって戦意を喪失、和平成立です。(あくまでも個人的な感想です)


その他にも、自然界の“強かろう生きもの”や、なんらかの強さや特別さを象徴するデザインが施されたカブトが並んでいて、ダイレクトに「大自然」と読める文字が書かれたヘルメットも展示してありました。


日本人の男の子が好きそうな、これはカブトムシ? 日本にサイのような一角の動物はいないので、イメージとしてはオニとか、シカとカブトムシが合体したみたいな何かなのだろうと想像しています。


サバオです。サバの尾は、素早く泳げるの意ですが、兜の意味もそのままでいいのかな?

サバオのヘルメットに脳みそを刺激されまして、出目金で蝶尾(チョウビ)な形のカブトもアリだなぁと思いました。


他にも、個人的に好みのデザインの猫頭巾も展示されておりまして、昔の人たちの生きものデザインが楽しかったです。

きっと、自然に敬意を払っていたり、あやかりたいという思いがあったり、畏怖みたいなものがあったのでしょうね。


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