アサガオと紅葉中のヘンリーヅタ(他、斑入りヘンリーヅタ、ヒメヅタ)2018/09/21 17:24

まだまだアサガオが咲き続けていて、今日は3輪、雨の中で開いていました。

雨降りのアサガオもステキだなぁと思っていると、同じオベリスクで紅葉中だったハンギングのヘンリーヅタの葉っぱが減っているらしき光景が写真の片隅に……。

アサガオの向こうに見える赤い葉……少し前から紅葉が始まったと思っていたらもうバラバラと落葉している模様です。

 

種類や管理条件によりますが、毎度のことながら、西洋のツタには紅葉したとたんにあっけなくバラっと落ちるものがありますよね。

ほとんど葉が残っていないヘンリーヅタに唖然、油断していると葉のないツルに実がポツっと残るだけになっていたりします。

 

ちなみに青々としていた頃の様子がこちら。(上の紅葉中の株と同じ株です)

このヘンリーヅタにとって、庭のもっとも条件の良い場所で育てられていたからでしょうか、力強くてイキイキとした葉っぱが魅力的です、また来年も見られますように〜。

 

こちらの写真は、よりソフトな雰囲気の斑入りヘンリーヅタ。この斑入りのほうの紅葉は、もう少し後になるはずです。(記憶では日中でも肌寒さを感じる頃に紅葉していたような)

いつものように、幾つか実がなっていますが、見つけられますか?


実は今春、実から2つの苗が芽生えまして、種に発芽の条件が整っていたのかなぁと思いながら、育苗のために小さなポットに移植しました。

(それまでは実はなっても発芽しなかった)

今年種から芽生えた苗はまだ小さくて、少なかった葉はすでになく、来年も新芽を出してくれるかどうかわかりません。

……が、それを見ているうちに、「生け垣のスキマに種を埋め込んだらオシャレ生け垣がデキるかも」という考えに駆り立てられていたりします。

せっかくなので、斑入りヘンリーヅタの最盛期の頃の様子もこちらにUP↑。


このまま ”ツタ三昧” でいきましょう。

続けて、他の西洋ヅタの様子もふたつばかり……。

この赤い葉っぱは、ヒメヅタといわれている西洋のツタの仲間です。

基本的に赤い色の葉を茂らせていて、夏に向けて赤い葉は緑色味を帯びてくるのですが、秋になるとまた赤色になりまして、冬は半分ほど赤い葉を残して越冬します。

(落葉するらしい→ウチの庭は暖かい土地だからか落葉せず葉を残して春を迎える)

参考までに、ずーっと鉢植えのまま育てていて、春と秋に肥料をあげる程度でOKです。

年々大きくなって今にいたっています。

鉢の中でバランスを保っている状態なので、水切れが起きやすくなっている点が留意点。

ただし、水切れを起こして枯れかけても、生き残ったところから再生して増えるので、もともと強健で丈夫で育てやすい植物です。

なので殺風景な柱があったら鉢をくくりつけておけば “赤々” とした葉を楽しめます。

 

こちらのライムグリーンの葉は、すでに巷で見かけることができなくなっている異国のツタ。購入当時はこれもヘンリーヅタとネームプレートに書かれてあったのですが、いまとなってはそれが本当かどうかも謎……ヘンリーヅタというにはあまりにも弱々しい雰囲気なので謎に思う次第です。

補足すると、シュガーバインに似ていますがそれではありません。

薄くてサラッとした葉に、細い茎(ツル)で、ノロノロな成長ぶりが頼りなく……少なくとも近隣の市場から消えてしまったとしても、仕方がないのかもしれません。

挿し木で増やすことができますが、1株ではあまりにヒョロヒョロと見栄えがしないので、挿し芽で増やして、その増やした株をひとまとめにして植えこんで、でもって全体が充実してくるまで待ちに待って、何年かかけてやっと真下の写真の状態になりました。

「こんなになったのだよ」と誇れるハズなのに、このツタは主張しないというのか、もともと輪郭が曖昧というのか、漠然とそこにミドリがあるだけな感じがしなくもない…かな…。

日が当たる時間が短い場所(柱)が適地になっているので、もともと明るい日陰や朝だけ陽の当たるような場所で、静かにやっているタイプの植物なのでしょうね。

この後、紅葉することなく常緑で冬を迎えて、葉を減らしつつ春まで過ごします。

実? まだ見たことがありません。

ともあれ、庭にこういう植物もいてもいいですよね。