色づきはじめた箱根2018/10/29 13:26

先日、小田原へ行く用事がありましたので、その足でまた箱根方面へ出かけました。

ジオな景色が見られて、美味しい空気を吸えて、そのついでに温泉に入られればじゅうぶんなので、今回も混雑の少ない裏スポットをのらりくらり……それでも、たかだか一週間で秋の気配が濃厚になった箱根の景色に感じ入ってしまいました。

ということで、秋らしさがました箱根の様子をお話したいと思います。

 

この青い花は、マツムシソウの仲間なのかな。

今がシーズン真っ盛りのリンドウが咲く中、やっとこの花も季節を迎えたのか、まとまって咲いている場所もチラホラ見かけました。

青色の花の清涼効果は絶大ですね。

 

ガケの上で咲いていたリンドウ。高い山でこそ美しいリンドウは相変わらずの透明感、今回も空気をおいしくしてくれました。

*地面近くに生えていたばかりに摘みとられてしまったリンドウの残骸を見かけました。自然に生えている山野草はそっとしておきましょう〜。

 

同じくガケの上にポツリと咲いていたホトトギス。あまり日の当たらない斜面だからか、のんびりと遅れての開花なのでしょう、たぶん。

近場で見ることができるホトトギスのほとんどは、どちらかといえば、花よりも種をおさめたサヤをつけた姿を見ることが多くなりましたので、そろそろ終わりに近づいてきているようです。

 

山の斜面の方角や標高差によって加減は色々ありましたが、ところどころで紅葉が始まったことがわかる眺めは、赤や黄色やだいだい色が明るく賑やかで、いよいよ“秋”って感じです。


 

少し前から、箱根の方々で見かけることができる何種類かの菊も、大きな景色の中でまとまってフワッと咲く様子は、天然の“レース”のようで目を引きます。

余談ですが、この菊もガケの下からズームで撮りました……。

 

ふと見ると、日陰の岩肌に“秋”が凝縮していたので、小さな紅葉を楽しませてもらいました。


とても小さな雑草や木の苗らしきものも、ちゃんと秋の装いでキメてます。

宇宙の様子を植物に置き換えたら、こんな感じになました……って、

勝手にロマンを感じてみたりもする秋でした。


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