まだホトトギスは咲いている2018/11/16 18:04

低木の下草になっていたホトトギスが、落葉を終えて裸木になった低木の合間から姿を現し、少し間から、遅まきながら花を咲かせています。

こぼれ種で増えたホトトギスのうち、青い花を咲かせる品種のものが根付いた様子で、どうやって移動したのか、サヤが弾けるタイプの花の種にしては遠い場所に着地した模様です。

生えてきた場所が場所だけに、ヒトの足の裏に種がくっついて移動した可能性はゼロ……たぶん地表をウロウロしているヒミズかな? それか、確率は下がるけれど、花壇付近をごくまれに通過する野良猫? ともあれ、うまい具合に運んでくれて「ありがとう」って感じです。

花のすぐ真横に、このホトトギスの第1号のサヤも写っているのが見えるでしょうか?

根を張って増えるだけでなく、咲いた順番に素早くサヤを作るところもホトトギスのスゴイところ。

……と言いつつ、こぼれ種であまり増えすぎてもなんですし、増えたら簡単に間引けるとはいえ仕事が増えるので、サヤは早めにつみとっています。


こうしてみると、9月から11月まで各品種が入れかわり立ちかわり咲き続けていて、おかがで鑑賞期間が長く感じられています。

周りから植物が消えたことで、日が当たって活動をはじめるホトトギスもいるので、いろんな場所へこぼれ種が移動していくのも面白な〜と思った次第です。


とこうことで、しめくくりはピンク混じりの花を咲かせるホトトギスでございます。3つの品種のうち、いちばん最後に開花期を迎えるので、つい最近まで花を楽しむことができました。


 

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