大文字草の出番2018/11/20 16:08

いくつかある大文字草の鉢植えの中で、今年まともに花が咲いたのは2鉢ばかり。

そのうちきれいな咲き方をしたのは白花の鉢だけ……チュルチュル花びらの白い大文字草は、ほぼ毎年咲いてくれる優良株です。



もうひとつの大文字草はかろうじて桃色の花を咲かせたものの、色が悪い花がたくさん混じっていて、それを取り除くとショボショボに……。
来年に期待したいと思います。

いずれにしろ、大文字草の、鳴かず飛ばずの鉢がゴロゴロと庭の一部を占有しているのを見ると、育て方を考え直したくなりますね。試しに、不発に終わったひと株の大文字草を鉢からだして、花壇を縁取る石と石の間にギュウギュウ押し込んでみたところ、今のところいい具合におさまっている様子、このままうまくいきそうなら、他の株でも試してみようと思いました。

 

それにしても、バラといい、大文字草といい、今年の庭の花の咲き具合は全体的に期待以下というのが素直な感想で、庭に花が少ない一年になりました。


そんな少し寂しい思いを忘れさせてくれるのが、大文字草のそばで育ち、秋になると花を咲かせるプレクトランサスです。

基本的に屋外の冬越しが難しいらしいこの植物は、ウチの庭ではかろうじて生き延びることができるらしく、この何年来、秋になると庭の一角で花を咲かせています。

なので、今年もいつものようにユニークな小花を見ることができました。

条件があえば株が生き残り続けるうえに、こぼれ種で増えるものも仲間に加わるので、庭が寂しいとき、こういう予想外の展開はありがたいですね。