生きもの見聞録

次々に花が咲いた昨年にくらべて、今年のマチルダは不発続き。

今になってやっとまともな花がポツポツと咲いたので、いったい、どういう理由で咲ききれなかったのかなぁと不思議に思いつつ、久々の甘くて陽気なマチルダに心和ませました。

完全に開花しきってしまうとバラ以外の花にも見えます。少しサザンカっぽいかも……。

そういえば、今現在サザンカはたくさんの花を咲かせていますが、どの花も開いたはたから花びらが傷ついていて、見栄えとしてはちょっと……。

目下、メジロのご一行が毎日のようにサザンカの花にとりついているので、咲いた花に捕まったアトが茶変しているのだろうと思います。ポツポツと小さな破れアトがたくさんついているサザンカの花も、写真に撮っておけばよかったですね。

蜜を吸われるかわりに受粉を済ませることで、花の役目は果たせているのでしょうから、きれいなサザンカが見られなくても仕方がないのかなぁ〜と思うばかりです。

……話をバラに戻しましょう。

バラの花の周辺では、数日前までバラの花にとりついていたキリギリスの姿がありましたが、ついに昨日〜今日は行方不明。

まだまだバラの花はツボミはたくさんあって、この後も次次に咲きそうなのに、キリギリスの季節はそろそろ終了。

バラの花に埋もれながら寿命を迎えるキリギリス、これまた美しい墓場を選んだもので、決して人間には真似できません。

ともあれ、庭は日に日に静かになっていっています。

追；　翌日の今日（11/29）サザンカの花を写真に撮りましたのでUPしておきます。