とあるチョウビの養生生活2018/12/26 15:51

今年新しく仲間入りした3匹のチョウビは、そのうちの1匹がチョウビ同士の小突き合い(こづきあい)に敗れて、チョウビ用の水槽からほかの金魚の水槽へ引っ越した……というお話を少し前にしたところでした。

 

いまも平穏無事に小突き合っている(?)2匹のチョウビは、水温の低下に合わせて食欲も活動力も低下気味ですが、それでも元気に餌の取り合いをしながら変わりなく過ごしています。

はい、こちらがレスラーな2匹。


フィットネス感覚で小突き合い? 入れ替わり立ち替わりグルグル泳ぐ様は、求愛のそれとは少々違っている模様です。(たぶん2匹は同性同士)


そしてバトル水槽から離脱した1匹のチョウビ↑は、しばらくの間、オランダや琉金のいる水槽に混ぜてもらっておりました。

こうしてヒラヒラと優雅に泳ぐ様子はチョウビの鏡のようでもあり……。


ところが、少し前から健康な金魚たちとの混泳が微妙に難しい感じになりまして、結局、お一人様用の金魚鉢に引っ越しさせました。

目下どんぶり金魚風に、エアレーション無しでまめに水を差しかえながらの生活です。

どうやら根本的な不具合が体にあるのかな?

……というのも、餌のあと、体のバランスがとれなくなる様子(転覆病)で、食べたものの消化が終わるまで(?)転覆状態が続きます。

細かく様子を説明すると、餌を数粒もらったあと、上手に泳げなくなって転覆し、2〜3日水面付近を裏返ったまま漂ったあとバランスが回復。またフツーにヒラヒラ水鉢の中を泳ぎ回れるようになって数日ぶりの餌を数粒もらうと、転覆して2〜3日〜〜〜この繰り返しです。

最近になってエラが微妙にめくれている部分もでてきているので、元々ハンディを持って生まれてきた個体だったのかな……と思っています。


なので”長生き”することは難しいかもしれませんが、体の不具合と付き合っていける間は大丈夫。ただ感染症を起こしやすくなる季節がやってくると、さすがに心配事が増えそうです。

ともあれ、これまで金魚の一時的なプール用に使っていた100均の金魚鉢が、今回なかなかの“お役立ち”で、それがこのチョウビの養生生活を楽しいものにしています。


参考までに、その使い勝手の良い100均の金魚鉢は、丸い台形型のプラスチック水鉢で、鉢に沿ってゆるやかにクルクルと泳ぐ様子がよく見えますし、出目金とアイコンタクト風のかかわりが楽しめる距離感もGOOD〜。

(形と深さと径がちょうど良い、と言いたい)

水面が広いので、運動力が少ない金魚なら、エアなしでも水温の低い今の時期は平気なので、手間がかかっていないのも良い点です。

こうやって水面をうかがっているのは、そろそろ3日ぶりの餌が欲しいからかな。水を半分かえて間もないので、餌はもう少しのあいだ保留です。

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