いつもよりスローなクリスマスローズ(レンテンローズ)2019/02/20 12:18

いつもなら1月半ばから順番に咲き始めていたクリスマスローズ(レンテンローズ)。

全体的に咲き始める時期が遅れ気味になっているせいか、花を待っている時間が長く感じられます。

それに今回は、鉢植えから地植えにした株がいくつもあって、そのなかで定植した場所にハマっていないように見える株は、今シーズンは期待薄……まぁそういう年もあるのでしょう。

 

まず、いつも年明けに一番乗りで咲く株は、今は完全に開花していて、もっとも綺麗な姿を見せています。日光が差し込む時間帯になると暗い赤紫色の花が透けてあたたかな雰囲気です。

 

こちらはフェアリローズです。ようやく開いた花が増えはじめたこちらの株は、まだ眠たげな雰囲気がしていて、例年よりもかなりノンビリしている様子……それでもそれなりに咲きそうなので、元気のない株よりはマシです。


こちらは先日から開花がはじまったチェリーシフォン。

植えた場所がよほどよかったのか、昨年に続いてとっても元気で、安心してみていられるクリスマスローズになっています。

花のアップがこちらです。はじめのうちは花が真下を向いて咲くので、のぞきこまなければ様子がわかりません。


さて、年末から今日まで冬の庭を彩っていたクリスマスローズは、白い花を数輪だけ残して、今日のうちにつんでしまうことに。(まだ思い切った手入れができずにいる……)

咲きたての白花と、しばらく前に咲き終わってシベが落ち始めている花が並んで咲いていて、

独特の状態を楽しんでいます。

ちなみに、並んだ2輪の花の真上で横向きで咲いている花は、昨年末に咲いていた花です。中心部分に種が入ったサヤが膨らんでいるのが見えると思います。

 白とピンクとライムグリーンの組み合わせは、独特の明るさがあって良い雰囲気なので、冬の玄関口のアクセントとしてそのままにしておきたくなります。昨年末から今日まで、順番に咲いた花々によって時間をかけて完成したクリスマスローズなのだ〜と思うと、完全に終わるまで手を加えたくなくなってしまいます。

なので結局今回も、ズルズルと手入れを先延ばしにしてきましたが、すでにあちらこちらに種ができはじめているので、体力温存のためにも白花以外の花はつみとりです。