ヒマラヤユキノシタ2019/04/03 17:06

ヒマラヤユキノシタが咲いています。

土の更新と株分けをかねて、いつか植え替えをしようと思いながら、もう何年間も植えっぱなしになっています。

もしかすると、植えっぱなしの影響で花の数が少なかったりするのかもしれませんが、葉っぱや花になにかしらの問題がでるわけでもなくキレイにまとまっているので、日陰の玄関に欠かせない存在になっています。 

咲きはじめの頃の様子がこちら。うつむく白い花に静かな雰囲気が漂っています。ちなみに花の真下に写り込んでいる葉っぱは、斑入りのフキの葉です。楕円のうちわ型の葉っぱが、ヒマラヤユキノシタ/白花 の葉っぱです。


ヒマラヤユキノシタを育て始めてからの何年間かは、毎春のようにこのスズランみたいな形の花を完全な開花の状態と勘違いして、あとから「あれは開きかけだったのか」と気づかされていましたが、昨年〜今年になって、ようやく早とちりしなくなりました。

 

こちらがそれなりに開花がすすんだ状態。花はしだいに上を向いて大きく開いてきます。

咲き始めの頃から比べるとかなり陽気な感じに変わるので、その変化がなかなか面白かったりします。

ほぼ全開に近い状態の花がこちら。うつむいていたのがウソのように、ガラリと印象が変わりますよね。花の中心の桃色や黄色い雄しべが、この花の表情を豊かにしています。

ヒマラヤユキノシタの一年に一度の楽しみ、今年もいただきました。

このあと花が終わっても、ユニークな葉っぱにも鑑賞価値があるので、ヒマラヤユキノシタは一年中楽しめる植物だと思います。


余談になりますが、ヒマラヤユキノシタの花は、大きく成長してたくさん株ができたとしても花が咲くのはある程度年数がたって充実した株だけです。なので株分けするときに小さくわけすぎると、花が見られるまで年数がかかると思います。

これについては置かれている条件でも変わってくると思いますが、ともあれ、もし育ててみようと思っているなら、お値段が少し高めになったとしても、充実している株を選んだほうが無難です〜。

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