終わる桜を “夕桜に白サギ” で鑑賞2019/04/09 15:59

湘南〜三浦では、桜はほぼ終わりました。

同じ神奈川県内でも標高が高くて冷涼なところでは今から満開かな? 同じ県内でもまだ雪が降る日があるエリアもあるので、桜の開花を追いかけてまわるのも面白そうですね。

 

と言いつつ、先日、夜桜を見に出かけた“大岡川(横浜)”の様子をひとつ。

この桜の名所の開花予測は4月2日になっておりましたが、写真はおととい日曜日に夜桜を見に行ったときの様子です。

この日が満開か、満開をちょっと過ぎたくらいで、昨日は朝から雨が降ったので、今日にはかなり散っているだろうと思います。

 

桜の木の枝が、川の流れに向かって枝垂れるように作られているので、独特の景観になっています。個人的には、ところどころにかかっている橋から上流の方を見る眺めが素晴らしかったと思います。

ライトアップがはじまると幻想的。

 

夕暮れどきの桜の木の上に、2羽の白いサギがいました。

薄いピンク色の桜の間に真っ白なサギ……ナイス組み合わせ……ズームレンズ付きのマトモなカメラを持って来れば良かった〜と後悔した瞬間でございます。

一緒に花見にきていた家族は「こんなところにトキがいる」と言い放ち、トリや桜よりもずらりと食べ物が並ぶ出店の方へ……それぞれ好きなものを見物した次第です。

(補足:日本の野生のトキは絶滅しています)

 

話はサギに戻って、白いサギは、後頭部からシュッと細く長く伸びるエレガントな冠をつけていて、胸〜腹の付近にはシャラシャラと揺れる長くて美しい胸飾りがありました。

「え?サギってこんなにビジュアル凄かったっ?」とディープに感激。

毛づくろいの途中途中で、時々その立派な飾りを広げてはフリフリシャラシャラやってくれるので、その隠し芸見たさにずーっとサギを眺めていました。

1羽がクエッッと語りかけるように、もう1羽に向かって鳴いたりもして、何の合図なのだろうかと気になってみたりもして……桜と白いサギのセットが、この日の大収穫でした。

 

……ということは、川沿いの桜並木で、サギが好む餌がありそうな流れであれば、毎春、サギに桜の組み合わせを見られる可能性があるのですよね。白いサギといえば、ダイサギと同じく近所の川や池にいるのを普通にみかけますが、知っているようでまだまだ知らない部分がたくさんあるようです。ともあれ、桜の花にうもれてゆったりとくつろぐサギの姿は新鮮でした。


このあと、2羽のサギは木の上で寝ようかという雰囲気でしたが、実際に眠ったのかどうか不明。ゴイサギのように真夜中や早朝に飛ぶ姿をみたことがないので、真っ暗になる前に、寝る準備に入るような気がします。いずれにしろ、もしこのまま木の上で眠るとたら、桜の香りに包まれて快適そうですね。

(水鳥に詳しくないのでこの白いサギの種類はわかりません)

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