京成バラ園へ2019/05/20 10:15

昨日(5/19)は京成バラ園へ行きました。この赤系の華やかなバラと香り高い白のボレロが、バラ園への入場口でお出迎え。まずは派手な赤色でボレロの香りでノックアウトですね。

ちょっとピンボケですみません。この入場口のボレロを見て「こんなに大きく育てることもできるのか」と感激。自宅では1年生の苗木からのスタートとはいえ、鉢植えで小さくコンパクトに育てているので、バラ園の圧巻のボレロに驚かされました。

園内ではバラがちょうど見頃を迎えていたので、バラ園はまさにバラだらけ。

たくさんのお客さんが、バラの前で楽しげにポーズとっては記念撮影をしている様子を見ることができました。

どこのバラ園ではありがちのことですが、ずっと園内に漂う香りに包まれながら、色とりどりの美しく、可愛らしく、優雅なバラを見ているうちに、いつの間にか心地よい酔いどれ感に浸っていたりします。

なので、クサクサすることがあっても、我を忘れてバラからバラへと飛びまわるうちに、明るく陽気な気分になることができます

きっと、バラの香りや色や形が、脳ミソを上機嫌にするのでしょうね。

このバラのセラピー効果に感動しつつ思ったことは、「入場料の1100円(一般は1200円)はぜんぜん高くないね」ということでした。→入場料や通行料は幾らであっても入り口では高いなって思ってしまう性分 


ということで、今回は ”新しく気に入りそうなバラはないかな〜” というバラ探しも兼ねてバラ園をぐるぐる3週4週と回りまくりました。

(チケットを見せれば再入場ができるので出たり入ったりして半日バラ園で過ごしました)

こちらはボレロのトピアリー仕立て。ボレロでこんなこともできるのか〜というふうに、参考になったものを1枚撮影したものです。


これまでは、いろんなバラの仕立て方を勉強がてらに観察しても、わかっているようで半分はわかっていない部分がありました。

ですが、ヘタでもさすがに何年かバラを育てていると「なるほどナ」と思えることが増えて、今回はかなりお勉強になりましたし、わからないなりにバラ園へ足げく通った甲斐があったなぁと思いました。

ということで、個人的にもっともお気に入りのボレロを、もっとステキにするにはどうしたらいいのか、いろいろと参考になりました。

こちらはマチルダです。写真の左側に大人の人影が写り込んでいますが、そこからこのマチルダの大きさをイメージできると思います。マチルダって背丈を大きくすることができるのですね? 驚きました。なるほど、うちでは植木鉢で育てているところですが、ある程度サイズアップしたところで地植えにしてあげると、全体に勢いが出て華やぎそうですね。
じっさい、マチルダは開花しきると少し花の形がルーズになるので、どうしたものかな〜と思っておりました。けれども、花の数がたくさんあるほど、開ききった状態の花姿は問題ない、ということがわかりました。なので、マチルダは木として大きく育てることを目指したいと思います。余談ですが、マチルダの前では、若いお嬢さんたちがとっかえひっかえ、次々に写真撮影していました。彼女たちの心境にぴったりの花なのですね? もうそのような心境は忘却のかなたに忘れ去っていますが、ラヴリーで開放感のある雰囲気は良いなぁと思ってマス。
こちらはウィンダーメアです。発音ではウィンダミアとも。以前このウィンダミアを育ててみたくて購入したことがありましたが、あっけなく死滅。高価だったのに枯らしてしまって、しかも初心者なのでなぜ枯れたのかもわからないまま、それきりになっておりました。
久しぶりにウィンダミアを見て「やっぱりいい〜」と言ってしまいました。派手さはありませんが、どくとくの儚さとか繊細な感じにひきつけられてしまいます。
アイスバーグもプロの手にかかってこうなると↑美しさがひとしおですね。
庭の鉢植えのアイスバーグはたいしてうまくいっおらず、これはいったいどういうことかとヘコタレていましたが、きれいなアイスバーグをみているとやる気がでてきますね。
フワフワゆれるアイスバーグに見下ろされる喜び(?) たしかにゆったりと枝を広げられるスーペースがあるほうがアイスバーグは元気がいいようです。日当たりばかりを気にしておりましたが、まわりにぶつからない植物がいない場所へ鉢植えを移動してみようと思いました。


人だかりがしていたアーチのバラがこちら。”サハラ’98” という名前のバラです。大輪のピンクに黄色にオレンジの花が、グラデーションで咲いていて、甘くておいしい栄養たっぷりのトロピカルジュースって感じも……ともあれ、そばにいると、元気いっぱいになれるバラでした。見ての通り、たいへん華やかなので、ウチのような地味な自宅の狭い庭に植えることはないと思いますが、こういうドラマティックなバラも素敵ですね。

ピーチ メイアンディナという名のバラ。小輪系でバラ園では小さなブッシュ状に、こんもりと密に茂って咲いていました。小さいくせにかわいらしさで人の目を引いていて、女子ウケがいいのか女の子たちがこの小さなバラのブッシュの前で撮影する様子を何度も見ることができました。なるほど、うちの庭にも欲しいかも、このバラ。


ポールズン ヒマラヤンムスクという名前のバラです。小輪のつるバラで、これも今回気になったバラのひとつ。日当たりがそこそこよければ育ちそうな感じが……園内ではそういう位置に植えられていたので、ちょっと気になりました。

ということで、キリがないのでこのへんでお話しを切り上げようかと思います。他に、園内では黄色いバラで素敵なものがないか探しましたし、ミスターローズという名前の素敵なバラを見つけました。
今年はどこのバラ園に行こうかと迷いましたが、久しぶりに千葉方面へGO。
やっぱりバラはいいですね、行ってよかったです。このところ、おじいちゃんの病気やなんやかやで心の中は鬱蒼としていましたが、バラ園でバラまみれになって回復いたしました。