沙参(シャジン)/糸シャジンと木立シャジン、少しブルースター2019/05/31 12:36


少し前から糸シャジンが咲き始めました。当面は次々とツボミが開いていくので、繊細な花のわりにしばらくのあいだ花を楽しめます。
(糸シャジンと岩シャジンの鉢植えはガーデンラックの上に置かれている)

本当は白色の糸シャジンも咲くはずですが、今はまだその気配がありません。

ともあれ、充実株は早々から開花して、今も勢いよく開花中です。


ガーデンラック上の糸シャジンの全体の様子がこちら。開花中の糸シャジンの手前/足元付近で青々している部分は、これから開花しようと準備中の糸シャジン(白色)です。

 参考までに、手前のハート形の葉っぱはキャットニップ。で、写真の真ん中で一本だけスーッと伸びている茎&葉っぱは名前不明の菊科の山野草。この山野草は寄せ植えに不向きだったので、昨年別の場所に移植したはずが、根が残っていたのかポツと生えてきちゃいました〜。

たいへんな生命力の山野草みたいですね。

 

せっかくなので、ガーデンラックの糸シャジンの背後に見えている、庭の他の植物のこともひとつ……。

写真の奥に見えているブルーの小花はペンタスブルースター/オキシペタラム・ブルースターです。ブルースターは花の数の多い時期と少ない時期があるものの、年間を通して花が咲いている唯一の植物。地植えにしてから何年もたっているので、足元の太い部分はすっかり木のようになっています。

ブルースターは時々切り戻してやらないとうっとうしくなりますし、切り戻しのさいに切り口から出てくる白い汁は、服や肌につくとしつこい(かぶれる人もいるそう)というのがこのブルースターの弱点。しかも、時期ハズレに切り戻しをし過ぎるといきなり元気をなくしたりもして……なので、年に1〜2つほどサヤから種を収穫しておいていきなりの ”枯れ” にそなえていますが、今のところ収穫した種は使わずに済んでいます。

(2本のブルースターのうち1本はある年いきなり枯れた→以来とりあえず種を毎年採取)

 

他にも写真の背景に写りこんでいる草花はたくさんありますが、とりあえず目立つものは以上かと……草花に詳しい人は、周りにヨーロッパ野葡萄や西洋ヅタ、木百香や山紫陽花が写り込んでいるのを見つけられると思います。

 

ところで今日はシャジンの話題なので、もうひとつ木立シャジンなるものをご紹介いたしましょう。

こちらがその木立シャジン。先日GETしたばかりなので、今こうして無事にたくさん花がゾロ開いているのは生産者さんのおかげでございます。

なので、さもありなんとウンチクを語ることはできません。

とにかく今は、珍しいシャジンに出会えたな〜と思いつつ喜んでお世話しているところです。

木立シャジンということで、背の高さは60〜70センチあって、繊細な糸シャジンや岩シャジンに比べると、しっかりしていて大きいです。

シャジンらしく水が好きで、すぐに水が切れるので、今の時期は晴れ続くと朝夕の水のチェックが欠かせません。

置き場所も、他のシャジンたちに合わせて、明るいけれど直射日光の少ない場所にしました。

(うちの庭はこれから大変な蒸し暑さに見舞われる)

 

ここからは余談になりますが、この木立シャジンを1鉢GETしてトコトコ商店街を歩いていたときのこと……すれ違いの見知らぬマダムに「その花どこで?」と、背後から声をかけられまして、きっと桔梗系が好きなのだろうなぁと思いつつヘタな道案内をいたしました。

お店にはまだ何鉢か残っていたので、マダムはきっと間に合ったはず。


スタイルがよくてステキな花を見つけたら、庭に欲しくなりますものね、そんなときは迷わず手当たり次第にアタック〜臆せずビシバシいきましょう。

 

ということで、カンパニュラもこれから続々と咲きだす頃ですね。

いつのまにか、周りに夏の花が見られるようになりました。