ヤマアジサイの季節#3/緑星てまり、乙女の舞、舞妓2019/06/11 10:57

山アジサイのほとんどの種類は、そろそろ終わりを迎えています。季節がきたと思っていたら、次々に移り変わっていきますね、年々時間が経つのを早く感じるようになっています。

こちらは緑星てまり(ミドリホシテマリ)です。

どちらかというと早くから咲いて、でもって、どちらかといえば長く鑑賞できるヤマアジサイだと思います。

名前の由来通り、花の間から緑色の星が見えている様子がこちら。

緑星テマリは、そんなに気を使わなくても丈夫に育って、花もそこそこ咲かせてくれますし、スラッと伸びる傾向があるのでスッキリ見えるよう剪定しています。ヤマアジサイの中でも強くて扱いやすいので、日陰の狭いところに植え込んで色々と遊んでいます。


乙女の舞(オトメノマイ)です。このヤマアジサイも鑑賞期間が少しばかり長めです。

華やかな形の花(ガク)が咲くのに、不思議とおとなしい雰囲気かもしれません。

個人的には、キラキラ星っぽい星型の花と乙女チックな色合いがミックスして、天の川に現れる ”乙姫” と言いたくなるような風情のアジサイだと思います。

花のアップがコレです。乙女の舞は、色が入り混じりながら変化してゆくうえ、「まだ咲いている〜」という油断があるせいか、うっかりしていると変化の様子を見逃してしまいます〜。

 

こちらはヤマアジサイの舞妓(マイコ)。咲き始めの頃の様子です。

曇天の日の朝に撮ったので、かなり暗い中に咲いている姿になりますが、やっぱりヤマアジサイってシェードガーデンのお姫様ですよね、暗くても映えます。

ピークの頃がこちら。何色ともつかない微妙さが魅力的ですが、地植えにしたら土の具合でまた様子が変わるのだろうな〜と思いつつ、今のこの様子が好きなので鉢植えで育て続けています。

すでにピークが過ぎた今現在は、少しずつ色が褪せていっている最中で、そろそろ花を切り取らねばなぁと思いながら果ててゆく姿を見ているところです。

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