アジサイ/アナベル、てまりてまり、ハイドランジア2019/06/14 12:51

アナベルの白いテマリが大きくふわふわと膨らんで、ユラユラと揺れるようになりました。

細くてとてもしなやかな枝がアナベルの魅力を倍増させているわけですが、雨が長く降ると、ふくんだ雨水の重みで花が少し沈んでしまいますので、ウチでは背の高い植木鉢に植えてしなだれてもいいようにしています。

しつこく雨が降り続いているときは、気づいたら雨水を払ってあげたりもしていて、このような扱いを受けているアジサイはアナベルだけだったりします。

たくさんの白いテマリをユラユラしているをアナベルを見ていたら、昨年?一昨年?いつぞやの梅雨の頃に出かけた鎌倉は浄妙寺の境内にあるガーデンテラスを思い出しました。

そこには、ヤマアジサイだけでなくアナベルもたくさん植えられていたはずなので、近隣の方は出かけてみると良いかもしれません。たしか、アナベルが背後でドバッと咲くベンチがあったような……スペースがあるとそいうことができるのですね、羨ましいなぁ。

(アナベルやお庭の様子についてはガーデンテラスにご確認くださいね)

 

続いて地植えの西洋アジサイについて……。

今年の西洋アジサイは、地植えのものは強い剪定を昨年からすすめているので、大きくなりすぎた2種類については、今年は数輪しか咲いていません。

(翌年の花見たさに花芽のつく枝を数本残してして切り戻しをしたため)

この作業をのんびり繰り返しながら、株を小さくしていけると、花も楽しみながら株の手入れもできるかな〜と……。この方法ではどうしても間に合わない〜と悟ったときは、バッサリ地際近くで切ることになるでしょう。

 

で、昨年残された花の咲く枝は、結局、周りの木々とぶつかりながら開花したので、咲いたところですぐに切り花にしました。

こちらがダンスパーティーで、(元々淡いピンク色だったのが年月とともに濃いピンク色に)

 

こちらが小町。(こちらは青みがかった紫色だったものがだんだん濃いピンク色系の紫に)


この2株は、ただ単にコンパクト化するだけでなく、足元の土のpHが変わるような工夫をしなければ、2つとも似たような色になって面白みがなくなりそうです。

 

こちらは、早々に切り花にされてしまった小松とダンスパーティーの末路。

毎年恒例とはいえ今年は花数が極端に少ないので、恒例の西洋アジサイの生け花はおとなしい雰囲気になりました。

参考までに、一緒に写っているヒョロヒョロとした草花は、庭から切ってきた矢車菊です。

日光不足で真っ直ぐ伸びられなかった矢車菊も、うまい具合に花瓶に活ければ、わずかながら鑑賞価値があがる模様。

こちらがその、しだれ風に成長した矢車菊。三色混合のミックス種から育てたので、青花と白花と桃花の3色を楽しむことができました。

 

同じ地植えの西洋アジサイでも、コンパクトで扱いやすいのがこちらの“パリ”。

これからさらに濃く鮮やかになっていきます。

この調子なら、いつものように梅雨たけなわの頃にもっとも華やかやかになりそうです。

ド派手なパリは、雨続きの暗い庭にぱーっと明るく映えまくるので、それが楽しみのひとつになっています。

 

こちらはテマリテマリです。色づき始めたばかりのときがこちら。

 

……で、すっかり全体が染まった状態がこちら。素晴らしい青さですね。(鉢植えです)

写真の左側の青いテマリに ”目玉” がありあすが、これは花が終わったミヤコワスレのガクがテマリの下から突き出しているから。目玉のようにみえますよね(^^;

 ちなみに今現在のテマリテマリは、淡いブルーのテマリと濃いブルーのテマリの両方が、混じって咲いている状態です。写真の右側の大きなテマリの背後に、ちらっと、淡いブルーのテマリが写りこんでいますので、イメージの助けにどうぞ。

 

気づけば、水が好きな植物がイキイキとする季節になりましたね? アジサイ、睡蓮、近所の緑地ではもうじき半夏生が白い化粧をする頃。

雨の季節の花見はどこへ行こうか物色しているところです。

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