チョウビその後2019/09/17 11:53

3匹のチョウビが我が家にやってきたのは昨年の秋のことでした。

その三匹のチョウビも、1匹が昨年の晩秋に転覆病+エラめくれ病を発病して2匹と1匹に別れての生活になり、金魚用の鉢で暮らしていた1匹も、ついこの間星になってしまいました。

お話ついでいに、この子↑が、転覆病とエラめくれ病の両方を発症した子。

最後まで、不自由なりにもあんがい普通に生活しておりました。

きっと先天性の病気だったのでしょうね、餌を食べたあとは、たいてい横向きになるかひっくり返るかして、食べたものの消化が終わるまでバランスを崩していました。

でも月日がたつにつれて、消化の具合とは無関係に、浮いて傾いたままの状態にとどまるようになり……それでも、ひっくり返って浮いたまま、ちゃんと餌の時間になると人影に飯能してクルクル水面を泳ぎ回っては餌を追いかけて食べていたりしました。

なので、この調子で生きられる限り生き続けるのだろうなぁと思っておりましたが、星になる数日前にふいに餌を食べなくなって……で、食べなくなってからは早かったです。

白地に黒と青と赤の模様が入った、きれいな模様の子でしたネ。


ということで、病気とは無縁の2匹は、餌を巡る頭突きや体当たりを日々のエクササイズにでもしているかのように、元気よく小競り合う毎日です。(たぶん同性同士なのでしょうね) 

同じ出目でも青っぽく見える出目なので、見慣れないのか珍しがる人もいます。

(チョウビの小さな水槽は玄関に置いてある→お客さんの目にとまる)


チョウビたちは、もともと大きな体に育てるつもりがなかったため、仔金のときから使っている小さな水槽でず〜っと管理しておりました。

ですが、さすがに1年も経てばそれなりに体も大きくなるので、ほんのちよっとだけサイズアップした水槽に移そうかなぁと思案中でございます。なにせ、目が出ているだけに餌を探すのが大変ですし、泳ぎもたいしてうまくないので、むやみに広ければいいというわけでもなく……こういうノンビリとした育て方をするのも楽しいものですね。


背景が白いせいで白っぽい彼らの様子を見づらいと思いますが、チョウビというより、今の段階ではシンプルに白出目金と言いたくなる姿……。

でも5年くらいたってくると、充実感もでてきて見栄えも良くなるハズで、この調子で元気に長生してくれると嬉しい限りです〜。