ツガルニシキ ― 2019/09/20 17:43
あるていど大きめの津軽錦を手に入れ、育て始めました。
本当は、金魚のお祭りではじめて手に入れた仔金の津軽錦が、トサキンの仔金のように全てあっけなく星になってしまったので、恐る恐る……でも諦めきれない……という複雑な欲望がからんでいるのですが……。
ちなみに、トサキンは早々に死なせる経験がすでに3〜4度目だったので、さすがに難易度が高めだなぁと力不足を感じまして、今回の失敗を機に飼育を諦めることにしました……云々……といった内容のことを、少し前のブログでお話したばかりでした。
で、今回は津軽錦で敗者復活しようという魂胆。
確かに、仔金を死なせてあっけなく津軽錦の1stシーズンは終わりましたので、トサキンのように津軽錦の飼育も能力不足かもしれないなぁと半分諦めておりました。
そんな折に、ある程度大きく育っている個体を見つける機会がありまして、しかも入手可能なお値段だったので、「ヨシもう一回飼育にチャレンジしようじゃないか」という顛末に。
この諦めの悪い懲りない人類は、もはや金魚迷惑です。
ということで、津軽錦リターンマッチの始まり〜。
今回の津軽錦の投入では、家にいる他の金魚たちとは混泳させず、津軽錦だけを水鉢の中へ入れました。
なので、育った水の違う金魚同士を混ぜるときにありがちな、病気の心配をせずに済みましたし、津軽錦も移動のダメージだけで済んだはず……たぶん。
今の調子なら、このまま順調にいきそうです。
ヒマさえあれば、ドスドス小突き合っている”ハナフサらんちゅう”の賑やかさが笑える2匹と違って、この2匹の津軽錦は穏やかでエレガント。
この黒っぽい子は、尾ヒレの一部ににヨレらしきものが少し出ちゃっていますが、“ワンポイント・ギャザー入りのヒレ”と思えないこともなく……いずれにしろ、美しい金魚であることに変わりありません。
確かに、成長するにつれて、もうちょっとヨレが目立ってくる可能性もございますが、それを言うなら、我が家でもっとも年長の琉金のヒレのヨレ具合は、寝ぐせを通り越して“折り目”のよう。意表をつくデザインとはいえ、ここまでくると「個性美だ」と言わんばかりの説得力。
いずれにしろ、この先どんな風になるのか変貌してゆく様子を楽しむのも、金魚の醍醐味の一つ……それがクルリン尾ヒレとなるなら愉快な金魚として愛でるのみ。
ところで、あまり金魚に関心のない人でも、この津軽錦のいる水鉢を覗き込むと、形が珍しいからか「きれいだね」と感心していたりもするので、津軽錦の存在はとても新鮮です。
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