サネカズラ(ビナンカズラ)初の実は・・・ ― 2019/10/31 15:06
今日はサネカズラ、またの名は美男葛(ビナンカズラ)のことについてひとつ。
何年か前に手に入れた2株のサネカズラの苗のうちのひとつが、今年はじめて赤い実をつけました。
今年は花もいくつか咲いたので、いよいよ実が見られるな〜と期待していましたが、度々の台風でツルが半分ほどちぎれてしまったので、すっかり秋の実は諦めておりました。
なので、たったの一房にただの一粒であっても、可愛い実を見ることができて嬉しいばかり。ここ連日は、そばを通るたびに赤い実をチラチラと見ては、心の中でひそかに喜びの雄叫びを“うき〜っ”とあげていたのですが、今日になって、あるハズのところから実が消えているのを見て真っ白にフリーズしたのでした。
サネカズラの実を食べる野鳥がいた?そんなの聞いていない〜……と改めて調べてみると、昔の人が頭髪に塗りつけるために使っていたのはサネカズラのツルであって、赤い実にヘア用オイル効果があったわけではなかったのだ、と思い違いを修正することになりました。
思い違いを起こしたのは、あきらかにこちらの脳内問題でございますが、それにしても、思わせぶりな名前(美男葛/ビナンカズラ)にやられました〜。
赤くて可愛い実→昔の男性用調髪油のモト→使えば美男に変身しそうな名前→なるほど赤く麗しい実だ→牛若丸も使ったヘアオイルだろう→美男育成の実は赤い油だな→なるほど赤い実は美形志望者御用達の・・・・・・以降、似たような内容がエンドレスで脳内をぐるぐる廻る
今朝、野鳥がサネカズラ=美男葛付近でピーピーキャーチキ騒ぎまくっていたのですが、なんとなくアレが最後だったのかもしれません。
ということで、”かろうじて”とはいえ、まだ実があった昨日〜おとといの様子。
実が消え、土台だけになった今。
今思えば、知らないうちに実は減っていたのかも……というのも「はて?サイズダウンした?気のせいか〜」と思ったことがありましたので。
もしそのときに、野鳥に狙われている可能性を疑うことができていれば、もっとこちらの鑑賞の仕方も変わって、実の様子をじっくりと観察したでしょうに〜。
*実は長い間見られると思い込んで余裕かましていた
まぁいいです、次からはもっと早めに観察を開始しましょう。それに、そろそろ植木鉢の中が狭くなり始めているので、来年は風雨に負けないように地植えにする予定。
……来年が待ち遠しいですね。
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