金魚の宇野と江戸2019/11/14 16:28

連日のように金魚ネタ……季節の変わり目は水環境も水温や水質がぐ〜んと変わるので、体力のない個体がポツリポツリと落ちていく頃……春と秋は、なんとなく金魚の水槽から目が離せない季節になっています。

そんな今日は、宇野系らんちゅうと江戸錦の混泳している水槽について。

(余談:ウノとエドってカタカナに置き換えると異国風〜?)


前回のこの水槽に関するブログでは、この水槽には宇野系らんちゅう3匹に、江戸錦と桜錦が1匹ずつ泳いでおりました。ですが、この間の台風で停電中にエアレーションがとまった影響で、桜錦が星になって今は4匹になっています。

台風明けのその当時に、”運悪く停電対策が間に合わず死んだ金魚が2匹いた”

……という出来事についてすでにお話ししましたが、そのうちの1匹がこの水槽にいた桜錦でした。成長を楽しみにしていたので残念無念〜、おかげで停電対策をもっと練り直すキッカケにもなりました。


さて、こちらのブラック&レッドの子は江戸錦。すこぶる順調に成長中。

この子のように安定感のある江戸錦は我が家では珍しい存在で、たいていは浮き袋の問題を抱えているか消化不良を起こしやすいかで、水中でバランスを崩しつつ過ごしている子が多めだったりします。

なのでこの黒の江戸錦は、もはや “我が家の天然記念物指定江戸錦” 状態で、我が家の江戸錦のレコードホルダーになぁれ〜と重たい期待をかけているところです。

(プレッシャーで沈みませんように)

 

その江戸錦と混泳している宇野系らんちゅうたちは、当初は赤と白の模様が美しい子たちだったので、室内飼いの影響が出ないようタイマーでライトを灯しながら世話しておりました。

でも、水槽から少々離れた位置にライトがあったからか、それとも、また別の問題があるのか、いつの間にか体の模様が抜けて白っぽい体に変身。

ちなみに色は褪せども全体の模様が残っているのはこの子だけ。でも、こうして淡い色になっても金魚はやっぱりカワイイですね。

他の2匹は、ちょびっと頭に赤いドットが残っている子もいますが、全身ほぼ白色になりました。(前雨の写真の手前の2匹)

ただ、ウロコのしたに透けて見える色は、赤かったところは淡い桜色で、白かったところは真っ白というふうに、同じ白でもニュアンスが違う白色だったりします。

きっと桜色の地肌の部分は環境が変われば、再び赤色の模様が浮く可能性がある場所でもあるのでしょう。

じっさいに、他の金魚の例になりますが、購入してしばらく真っ赤→水槽飼いで淡い肌色に退色→屋外の緑水で育て始めると再び真っ赤……というふうに、金魚の天才的な変身能力をかいま見ることが多々あります。

餌だけでなく、水槽が置かれている環境と水の状態と……いくつかの服期する要素や条件に合わせて金魚は表情を変えるお魚なのですね、つくづく金魚の変身芸の能力は半端じゃないなって感心する次第です。

ともあれ、今の条件下で白っぽくなったのなら、当面は白いらんちゅうとして楽しませてもらいましょう。

それに個人的には、一番最初に出会った記憶に残るらんちゅう(モミジらんちゅう)を思い出すからか、白いらんちゅう大歓迎〜です。