みかんとメジロ ― 2020/01/04 11:41
年末に小箱で買ったみかんが、2つ傷みはじめているのを発見。
モッタイナイので、カビる前に無事なところだけ食べるか、動物たちにあげるか……と一寸考えて、結局、庭先にだして、通りかかった生きものに自由に食べてもらうことにしました。
これまでの経験から、遅めの時間帯にりんごのヘタや柑橘類などの果実類を外へ出すと、夜行性のハクビシンに食べられるのが常でした。なので、今回も暗い早朝のうちにセット。
ひとつ目は予想より早く食べ尽くされ、早朝だしたみかんは昼過ぎには皮だけに。
みかん狙いのお客さんはメジロでした。
しぶ〜い。しぶくてかわいい〜。
余談ですが、メジロが止まっている裸木はユスラウメ。
ユスラウメの木の直線的に伸びる枝って、こうして見ると、メジロの背景で独特の模様のようになっていて、思いがけずシブさ倍増効果がありますね。
ふたつ目のみかんは、早朝庭へだしたあと、午前中のうちに完食される素早さ。メジロ見たさに毎日みかんを置きたくなりました。
せっかくなので、ふたつ目のみかんは、小さなメジロがどうやって自分の体ほどもあるみかんを素早く食べているのか、解体される前にみかんに近づいて観察。
まず、あけた穴を掘るように食べ進んでいって、それにつれて穴もだんだん大きくなり・・・
半分まで食べたあたりで、今度は反対側から食べ始め・・・なるほど、食べにくくなったら、食べやすい方から再スタートするらしい。
なんとなくやっているだけなのか、それともメジロは効率的で無駄のない働きかたをするコトリなのか? てっきり、最後までみかんの中を真っ直ぐ直進し続けるものと思っていたので、メジロをバカにしてはいけないなと反省〜。
それに、クチバシの素晴らしいドリル痕(あと)に感じ入りまして、久しぶりにまた小鳥を飼い衝動に襲われました。
最近のコメント