リュウキンカが咲いた2020/03/05 15:31

2月のいつ頃でしょうか、リュウキンカが土の中から姿を現したな〜と思っていたら、日に日に葉っぱの数を増やしつながらこんもりとなり、つい先日、1年ぶりに黄色い花を咲かせました。

曇りの日は花を閉じていますが、晴れて庭に日が照るとツヤツヤとした陽気な花を開かせるので、小さな春のヒマワリって感じです。



ハート形の葉っぱも可愛いですね。

葉っぱの高さは15〜20センチくらい、咲いている花の背丈は25センチくらいあるので、まだ緑が少なめの今の時期はそれなりに目立ちます。

 

こちらは鉢植えのカラスバヒメリュウキンカ。”ヒメ”といわれる通り、リュウキンカに比べると全体がコンパクトなつくりです。

あと少しで花が咲きそうですね。鉢植えで育てたこの株は何年も生き続けています。

反対に、地植えにした株は他の植物に負けて消えそうになったので、掘り上げて鉢に植え替えましたが、時すでに遅かったのか、復活することなく終わりました。

それ以来「強い」といわれても、ヒメリュウキンカは植え場所に多少気遣いが必要かな〜と思っています。

 

こちらはヒメリュウキンカのブンチを真上から撮った写真。(小さな鉢植え)

ブンチは葉っぱに模様が入り、同じ黄色といってもレモン色の花が毎年咲いています。

それにしても、昨年今年と、出てきた葉っぱがこじんまりしていて、全体的に力がない感じなので、いい加減に土替えをしてあげたほうがいいのかな?

ともあれ、葉っぱの間から小さなツボミが姿を現しているので、あともう少しもしたらレモン色の小花を咲かせてくれるでしょう。

 

こちらの青々としたハート形の葉っぱ群は、庭の花壇で生き続けている八重咲きのヒメリュウキンカです。まだ葉っぱは完全に出そろっていない感じかな〜。

日当たりの都合上、毎年いつも一番最後に花が咲くリュウキンカということもあって、今は開店準備中といったところです。

庭の中に小さく仕切って作られた花壇に植えられているのが功を奏しているのか、地植えに近い状態でも姿が消えることなく、ジリジリと株のサイズを大きくしている模様です。


そもそもヒメリュウキンカは、夏になる頃には葉っぱが枯れて地面から姿を消すので、生きているのか死んでいるのか、どれくらい大きくなっているのか、翌春になるまでわかりません。植えていたことを忘れて「ここ空いている、なにか植えよう」と、うっかりザクッとやってしまわないように気をつけてもいます。

ヒメサイズ(小さい)だけに、草花が繁る期間に他の植物に覆われて下敷きになる危険と、不注意な人類にうっかり葬られる危険と、忘れぬように〈ヒメリュウキンカと書かれたネームプレートがモグラに倒され所在が曖昧になる危険と……そんな中で、この八重咲きのヒメリュウキンカは、毎年春になると花壇の土の中から元気よく姿を現わすので、小さな再会を喜ぶことが楽しみになっています。

咲けば、八重咲きの黄色い小花は華やかで可愛らしいし。

地味でひそかな楽しみとはいえ元気倍増です。

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