バラ/ノスタルジー、バーガンディアイスバーグ、その他 ― 2020/06/04 16:49
初夏のころから順順に開花していったバラの中には、今でも花を咲かせ続けて楽しませてくれているバラもあります。
たとえば、ザラークアセンディングや・・・
ハンスゲーネバイン・・・
コーネリア(やっと勢いが出てきて今年は元気がいい)は、今回は長期間、入れ替わり立ち替わり花が咲いています。
いつものことですが、地植えにしてから3〜4年目で無事に定着できた草木は、その3年目あたりでやっと勢いが出はじめて、ホッとするというのか・・・一段落(いちだんらく)したなぁ〜って感じになりますね。
そんな中で、ようやく咲いたノスタルジー。
まだ若い苗木ということもあって、今期は頑張って1輪でした。
こちらはツボミの様子。
見ての通り、開花の途中の段階で、虫喰いの被害にあってしまったので、今回はあまりキレイに咲ききれないかもなぁと諦め半分に見ていました。
ところが、咲けば期待以上の完成形&華やかさ。
あまり手を出さないタイプのバラでしたが、咲いてみれば大変な明るさで、しかも花が神秘的にツヤツヤしていて、不思議な存在感が・・・。もし、これがたくさん咲いたら、すごいことになりそうだなぁと思った次第。冒険心でGETしたバラでしたが、今後が楽しみになりました。
そして、バーガンディアイスバーグ。小ぶりですが、なんとかかんとか開花。
今のところ、うちの庭では、アイスバーグは管理がうまくいっていないバラの代表になっちゃっています。
白のアイスバーグはとくに。
たとえば今期も、白のアイスバーグはブラインド処理がのらくら〜と後手に回り、一番花はショボっとゴミみたいな花が1〜2輪でおしまいになりました。
・・・で、こちらの写真は、今現在の白のアイスバーグの様子。今になってツボミがポンポンとあちらこちらで膨らんでいて、花のピークが梅雨と重なりそうな・・・。
とりあえず、数多いツボミの中で唯一開花している小ぶりな1輪がこちら。すでに夏のように蒸し暑く、今後も夏のような暑さになるとの予報ですので、頑張れアイスバーグ・・・です。
こちらは名前がないバラ。
近所の花屋で売られるバラの中に、ごくたまに、名前のないバラがポツンとまじることがあって、そのバラのひとつ。
(だからと言って値段が安いわけでもない・・・)
購入当時はそれなりの大苗に育っていたので、さっそく地植えにしたのはよかったのですが、一時はもうダメかと思うほど枝が枯れて、半分のサイズに・・・。
ところが、今回は強くて立派な枝が生えてきて、花もやっとキレイに咲いて、「そうか元々はこんな風だったなぁ」と、忘れかけていた魅力を思い出しました。
まぁ、前回の冬の選定では、全ての切り跡に癒合剤を塗布して枝を丁寧に保護したので、この名無しのバラ自体が地面に根付いて安定したタイミングだったことと、しかるべき処置を施されたことの両方が、キレイな花が咲く結果につながったのでしょう。
あとは、枝の数が増えていくといいですね。
こちらは、少し前から開花が始まった修景バラ。
膨らんだツボミが次々と開花し始めているところで、見ごろはこれからです。ノイバラみたいな姿の通り、強くて育てやすくて管理もラクチンで、花後に低い位置でバスっと切っちゃえば終了。
今回は植え替えに使った鉢が小さかったらしく、鉢の中で早々に詰まった感じになったので、次は大きめの鉢を選ばねば〜。
そもそも植木鉢は、昨年の晩秋の台風で散々割れたきりになっておりました。欲しいサイズで手頃な値段のものは、しばらくの間、店頭でもネット通販でも品薄状態でしたので、結局そのままに・・・。
「いい加減、植木鉢を買わなければ」と思いたったのは、この修景バラが鉢の中で詰まり気味になっていて、水やりに少々手間がかかって面倒に感じられたからでした。
ノイバラの小さな赤い花。色に力があるからか、ポツと咲いているだけなのに目立ちます。こういう赤を見ていると元気が出てきて、庭にゴージャスな赤バラをどぉーんと植えるのもアリだっ・・・と思えてくるから不思議。
そういえば、以前レメンブランスの赤(スカーレット)を庭に植えておりましたが、たびたびモグラが通る場所だったせいか、次第に土台から木が傾いてきて、最後は枯れてしまいました。赤いバラはそれきりになっていたので、今また物色したくなりましたが、よく考えてみると、ノスタルジーは赤系のバラと言えなくもない・・・ので、まずはこの苗木を大きく育てることに専念いたしましょう。
余談ですが、このノイバラも間に合わせの植木鉢が小さかったらしく「鉢がキツイ」と言わんばかりの状態。
ワイルド系のバラは根がよく張るようですが、花の数は少なくても、小さく育てる楽しみ方もあるので、ノイバラはこのままコンパクトで行こうと思います。
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