デグー闘病日記#6/経過はまずまず2020/08/04 14:10

6/25に動けなくなって以来、闘病生活が続いていたエグーのルディことルーさん。

(闘病日記は6/26から7/17まで5回にわたって予後の様子を記事にしています)

 

今日は2週間ぶりの記事になりますね。

 

その後も、時々意識が混濁気味になる日があって、そのたびに食べられなくなるので体重が10グラム落ち、で、再び元気になると減った10グラム分がとりあえず回復する、という状態を繰り返していたので、なんとなく気の抜けない日々が続いておりました。

この写真を撮った日も、不活発でボンヤリとした状態が半日ほど続いたりしてました。体を起こすことができず、すぐにグニャ〜ダラ〜ッとなってしまいます。(10日ほど前の様子になります)

眠いというより、意識がちょっとモウロウ・・・。

こういう時は、ほとんど食べられなくなるので強制給餌をしたくなるところですが、咀嚼も嚥下も(そしゃく/えんげ→モグモグしてゴクンとすること)できないので、様子を見守っているしかありません。

なのでこの当時は、”覚醒待ち” して、目覚めているときにたんと食べさせようという算段でおりました。

獣医さんとも相談して、もし意識が混濁して丸一日飲まず食わずになったら、点滴注射を打ちにいく、という手はずにもなっていました。

 

そんなこんなで、まだ安心できない状態がつづいておりましたが、先週1週間は、神経系の暴走による自咬の流血もなければ、極端な意識の低下も起きず、落ち着くところに落ち着いた感じになりました。

体重の変動も2〜4グラムの幅でおさまり始めて、治りかけては自咬でリピートしていた怪我も復調へ・・・。

特に大きな問題が起きるでもなく、不自由なりにも平和な日々が到来したかのよう。

噛みしだいてザクザクになっていた手のケガは、カサブタの上からガジガジやるものだからかなかなか治らないまま2カ月がたったわけですが・・・それが、ここ数日でみるみる、みる治〜癒、

今日には、ほら・・・中指付近の毛が生えそろったらパーフェクト。


大ケガで手の形が変わっちゃったけれど、すでにこちらの手はマヒしていて何かを ”つかむ”ためには使わなくなっています。

なので、使いたいのに思うようにいかなくて大変、といった感じのこともなく、ただただ「治って良かったね」の一言です。

 

大好きだった砂浴びは、今は体が思うように連動しないのか、それとも砂浴びに関する記憶や機能が一部抜け落ちてしまったのか、砂を浴びることができなくなりました。

なので、砂あそびのつもりで、体に砂をかけてあげいます。

毎朝、洗面器に用意された砂風呂のなかで、ノソノソと時計回りにクルクル回るだけですが、ストーンウォッシュならぬサンドウォッシュってことで、一応、気分だけも綺麗に・・・。

そういえば、2ヶ月前、動けなくなったきり意識を失ったあの日も、毎朝の砂浴びを楽しみました。すでに足元が微妙にフラついてはいたものの、あの日はいつになく砂浴びが念入りで、珍しく・・・というよりも始めて見た砂浴びの仕方だったせいか、印象に残っています。




そんな中、今、少し困っていることといえば、食べ物の選り好みがひどくなったことでしょうか。経験則から言えば、食欲が、元気で健康だった時と比べて落ちこんでいて、以前のように食べられなくなっているのでしょう。

とにかく、長年食べ慣れたペレットを全く食べなくなっていて、頼みの綱だった大好物のペレットは、よりによってメーカーが閉業して手に入らなくなっていて、闘病中に獣医でわけてもらっていた強制給餌用の餌も、しばらく前から食べなくなっています。とにかく食べてくれそうなものをなるだけたくさん探さなければならず、目下かなり困っているところで、これが今もっとも気がかりなことかな〜。


そして、機能が回復している部分もあれば、ジワジワ低下している部分もあって、たとえば、少し前まではどこかに手をかければ後ろ足で立つことができていましたが、今はそれができません。前よりもバランスをうまく取れなくなってしまっている模様で、内耳の不調? それとも筋肉の低下? バリアフリーのケージで今までとは違う生活になっているので、慣れない間は「?」が増えそうですね。

 

いずれにしろ、斜頸が治らず斜めに自転する毎日であっても、飼い主に甘えたり苦情を言ったりしながら過す日々は、ある意味で平穏無事と言えましょう。

この調子で、このまま老後までゆるりと生きながらえてもらえたら嬉しいかぎりです〜。