デグーの鼻をかむ2020/10/21 16:58

昨日の記事の流れになりますが、今日はルディさんの火葬をすませて、ひと区切り・・・それまで使っていたシリンジやらタオル類といった、介護のために使っていたいろいろなものを片付けました。

 

で、せっかくなので、今回の看病で新たに手に入れたノウハウを紹介しておこうと思いました。

このknow-howがすべての方々に役に立つほど万能ではないと思いますが、ある人には役立つかもしれませんし、ある人の参考になる可能性もあるので、書いておきますね。

 

その1 鼻をかむ

写真で顔全体が何となく湿っているのがわかると思います。エリザベスカラーの一部にも、飛び散った鼻水がついていることもたびたびあって、今回は鼻水鼻づまりに手を焼きました。

これ、寝起きの顔なのですが、鼻水が垂れたり吹き出したりして顔が湿っちゃっている状態です。お顔の掃除はこの後・・・まずは、鼻をどうにかしてち〜んとできれば、この後の強制給餌が食べやすくなってラクチンです。(ヒゲには寝癖がついています)

 

で、どうやってち〜んとするか・・・ちょっとアクロバットなので、このような細かな世話に慣れていない人は、慎重によく様子を見ながら行ってください。

❇無理ならやらないほうがいいです

鼻が多少詰まっていても困らないし支障がない場合は無理せずそのまま放っておきましょう。(あくまでも強制給餌が難しくなって困っている場合の対策です)

 

まず、鼻をかみたい子のコンディションを確認しましょう。呼吸の速度や強さを見て、大丈夫そうなら片方の鼻の穴を数秒だけ塞ぎます。

(ルーさんはだいたい2〜3秒以内でした)

塞いだ鼻の穴が詰まっている方の鼻だったら、鼻水は出てきません。

塞いだ鼻の穴が通っている方の鼻だったら、息が苦しくなるので、う〜んとお腹に力が入ってブヒッと鼻水や鼻汁が吹き出します。

❇ぐったり気味なら絶対にやらないこと。(鼻汁を吹き出す力が体に入らず単に苦しいだけになります)

 

鼻の穴を抑えるわけですから、休み休み、息をたくさん吸わせながら慎重に行いましょう。

 

鼻水の出具合やたまり具合によりますが、水っぽいものがちょっと出てすぐに鼻が通ることもあれば、粘着気味の汁が1〜2度出て、水っぽいものが出て、やっと鼻が通るということもあります。

明らかに詰まっているほうの鼻の穴は、ハナチョウチンがぷ〜っと出たり引っ込んだりすることもあれば、鼻汁に鼻腔が塞がれてしまってブーブー音をたてながら苦しそうに息をすることもあります。

 

小さな鼻の穴を片方だけおさえる?何で、どうやって?


ちり紙を小さく切って、使っていました。

時々、綿棒も使いましたが、反対側の穴から鼻汁が出てきたときに、ちり紙の方が吹き出した鼻汁を吸いとりやすかったので、小さく切ったちり紙が便利です。

 


今回の闘病では、意識が戻って覚醒している間に、どれだけたくさん食べてもらえるかが重要で体力勝負でした。

体が小さいネズミは手当がすぐに追いつかなくなるので、その点はハムスターと同じでしたね・・・。

ただ、ハンディがどんどこ増えていったことには、まいりました〜。

それがなければ、「どうにかしてデグーの鼻をかむ」なんてことは考えなかったと思います。


・覚醒中にたくさん食べなれければならない

・脳/神経に病気が発生して途中から“咀嚼・嚥下”が難しくなる

・鼻が詰まると食べる量が減る


これらのことが重なって困ったので「鼻ち〜ん」したまでです。

この「鼻ち〜ん」も慣れてしまえば、毎回の強制給餌の前に必ずやりたい処置の一つになりましたが、いったい原因はなんだったのでしょうね。

(重複しますが肺炎などの厄介な病気ではない。アレルギー併発?)

鼻の不調がひどくなった9月から亡くなる4〜5日間前まで、この

「鼻ち〜ん」は続きました。

 


その2 顔ふき、体ふき

一番上の湿った顔の写真の通り、顔掃除も毎回の手入れに欠かせませんでした。強制給餌を済ませてホンワカしたところで、鼻水とペーストで汚れた顔をフキフキしていたのですが、そのときに使っていたのが薄手のペット用ウエットティッシュ。薄手のものは、人間用の薄手のウエットティッシュと同じで手で簡単に引き裂くことができるのですよね。なので布目に沿って3〜4枚に裂いて使いやすいサイズにしてから、顔や手足をぬぐっていました。

さすがに、汚れたとはいえ被毛や皮膚をぬぐう回数が多くなると、デグーの肌も疲れてきます。そんな時、ペット用の被毛ケアがなされたウエットティッシュにかなり助けられました。恐る恐るデグーに使ってみたら、肌も被毛もいい具合にケアできたうえに、こちらも楽になった次第です。

ちなみに、愛用していたのは“ジョイ○ット”の、口耳目の周り用の無害なエキスが配合されたものでした。普段はニャンコの“緊急汚れ”に使っていますが、これなら他の子(ウサやチンチラ、ハム)にも使えそうです。

 


その3 ただの余談

闘病日記には詳しく書いていませんが、ルディさんに欠かせなかった日々のケアのひとつに“おチンの格納”作業がございました。

動物たちは仮性包茎なわけですが、大事な♂がむき出しになって外へ出たままになると、何かとケガや衛生面の問題があってアブナイわけですね。健康で元気な男の子なら、自在に出し入れできますし、自分でちゃんとお掃除して大事にしまっている訳ですが、病気になってしまったルーさんはそれができなくなりました。

なので、飼い主がしまってあげるわけですが、急所は触られたくないところ・・・苦情をうけつつの作業でございました。とにかく、細かい汚れが付着しやすく、ケアが間に合わなくなると、汚れが原因でうまくサヤの中におチンが収まらなくなる始末・・・。

これについては、病院でノウハウを教えてもらえたおかげで、ルーさんのシンボル♂の安全を守ることができました。

きっと、同じようなことで困った飼い主さんは、獣医でよい方法を教えてもらえると思います。

 

今回のことで思い出したのは、もう15年以上前になるでしょうか、同じように大変な看病が必要になったジャンハムのムーくんのことでした。厄介な病気を患う子って、ごく稀にいたりしますが、少ないものだと思います。

ネズミの場合は、小さな彼らの生きている時間に、全く間に合わなくなる感覚が辛かったりするのですが、「なんだか久しぶりに看病が大変だったのだな〜」と今になってしみじみ・・・。

 

ということで、今回の“ハウツー話”はこれでおしまいです。


❇︎注意❇︎

今回の鼻をかむハウ・ツー話は、この行為をすすめているものではなく、小動物のケアに慣れていない人は行うべきではありません。

デグー闘病日記#8 闘病はおしまいに2020/10/20 14:11

前回のブログ更新では、本当はデグーのルディさんの闘病生活について書く予定でした。

けれども、更新回数が減っているうえに闘病日記ばかりになるものなんだなぁと思って、途中で違う内容に・・・。

なので、カタツムリのこととか富士山の様子ですとか、環境が変わったことをブツクサとボヤいたりして。

 

ともあれ、デグーのルーさんの闘病生活は、6月26日に始まり、今日で終わりになります。(今朝早くに天国へ)

撮り貯めた写真と、我が家のペット用の手帳に書かれた記録をもとに、前回の闘病日記から今日までのほぼ1ヶ月分の出来事をお話しいたします。

 

9月12日、横になりながらも食べている様子です。


9月に入った頃から、歩くことも座ることもできなくなっていましたが、寝たまま、動く足でケリケリしながら移動していました。

8月に引き続き、独特の鈴のような声で歌っている日もあって、病気であることが嘘のように思える瞬間もありました。

差し出したドライリンゴや人参を食べていましたし、お腹が空けば食べやすくて好物のフードを選んで自力でなんとか食べていました。

この頃は、まだ体重が185グラム前後で推移していて、食べたものはちゃんとエネルギーや血肉に変わっていたようです。


ただ、鼻水が出てくるようになりだしたのはこの頃から。


肺炎ではなかったので良かったのですが、この鼻水&鼻づまりは、闘病の最後の方では余計に体力を消耗させる厄介な症状となりました。

  

この後から、次第に好調と不調の波が極端になり始めます。

調子が良ければ餌をよく食べてこちらも嬉しい限りでしたが、同時に勢いよく自咬の症状も出流ので、お手入れの最中にエリザベスカラーが外れるスキがあったりすると、ザックリ自分を噛んでしまって大量出血・・・そしてストンと調子が落ちて意識が低下し、病院で手当をしてもらう・・・という感じでした。


9月17日、回復待ちの日。意識が不明瞭な午前中はトロトロしていましたが・・・

同じその日の昼過ぎには意識が明瞭になり始めて食べるようになったので、アクシデント防止のカラーを装着です。

自力で食べることが難しくなったのがこのあたり。
”咬む”動作に問題が出てきたようなのですよね。
なのでドライリンゴをなんとか手で支えて食べさせるのが精一杯で、毎回の食事を、病院でもらったペレットをペースト状にしたものを強制給餌で与えることに。とはいえ、まだまだ元気だったので、調子が良い日は一度に食べられる量がそれなりあって、食事の管理は楽でした。覚醒しているときに集中的にあげておけば大丈夫、なので、体重を増やすことだってできたのですよね。

この頃、看病用に使っていたハムスター用の金網のケージから、ハム用に使っている水槽のケージへ変更。いきなり寒い日があったので、暖を取りやすくするためと、早めの冬支度のつもりで・・・。


9月24日は、この日は健康な時のような調子の良さがあったのか、陽気に、朝から寝そべったまま挨拶の「ぴょ〜ぱお〜」とか「ポー、ぷ〜」とか鳴いて、とてもよく語りかけてきました。

ルディさんのケージは飼い主の仕事場兼自室に置いてあるので、通りかかるたびに「ぴょい〜ん」と機嫌よく挨拶するように鳴いて、そのたびに胸をムギュウっと鷲掴みにされました。(やっぱりデグーはカワイイ)

いつものように、インターホンや来客の呼び鈴の音にもウキウキと鳴いて、元気なルーさんに戻ったかのよう。

嬉々とした目で、こちらの動きを追いかけている、ケース越しに目があう喜びは久しぶりでした。

 

この日は、思い出に残る日になっています。


9月27日 ちらっと見えているのは舌です。咬む動作に問題が出るようになったのが中旬頃でしたが、その日その時々のコンディションによって、舌が正常に動かず飲み飲みにくい状態になることが頻発するようになりました。脳&神経に問題が起きているわけだから仕方がないのですが、舌が斜めに動くせいで嚥下がスムーズにいかない・・・。(不正咬合ではありません)

なので必然的に体重を維持することが難しくなり始めて、下旬に入ってからはだんだん、だんだんと体重が落ち始め、食べられる時と食べられない時で145グラムから163グラムの間を行ったり来たりするように。

9月の最初は183グラムあったので、一気に20グラムも落ちてしまいました。余談ですが、ヒゲはすっかり寝ぐせがついてボヨよんヒゲが日常になりました。



 10月に入る頃には、好調と不調のサイクルが短くなりはじめたことと、一度に食べられる量が減ったこと、そして処方されたペレットが完全に呑み込みにくくなったためにとろとろ状の青汁が食事の中心になったことで、体重の低下は免れなくなりました。

それでも、調子が良ければポヨピヨと甘えた声で鳴き喋るし、たくさん食べようとする元気な日もありました。

ただ、飼い主的には、週末の外出がすっかり楽しくなくなりまして、家でルーさんのそばにいる方がずっと大事なことでそうしているほうが楽しい・・・ので、9月よりも10月というふうにすっかり出不精になりました。

強制給餌のことが気になるのですよね。

調子が良い時にたくさん食べさせたいし、調子が良くなっている時にそばにいるようにするには、どこにも行かないのが一番。

世の流れに反してノットゴートゥやってました。

食器棚に20CCほど入る小瓶を見つけたので、これに山盛りのトロトロ青汁ペーストを作って与えていました。順調な日は、これを一瓶丸ごと食べる勢いで、そういう日は大変嬉しゅうございました。


ちなみに、完全に強制給餌に依存した生活になっているので、代謝スピードの早いネズミの強制給餌&介護はいつだってかなり大変になります。

食べる量が減れば回数を増やす、食べるスピードが落ちれば時間を伸ばして強制給餌をして調整してゆく・・・自宅が仕事場であることと、そもそも寝が浅い中高年であるおかげで、こまめに面倒を見ることができているのは間違いありません。

この辺りは、それぞれの飼い主さんの条件&ペースで良いのだろうと思います。


10月12日、体重はすでに130グラム。2〜3日ほど不調続きだったので、エリザベスカラーを外してケアしていました。

この日の朝は、とても気持ち良さそうにノビをして、パカ〜っと大あくび。
こういう日は好調な日で、飼い主的にもうれしい日でした。

仕方がないとはいえ、カラーがあると、顔が鼻水とヨダレにまみれやすく、食べたあとの汚れも付着しやすく、いろいろと生活の質に影響するのは避けられません。

それもあって、「仮に自咬の症状が出たとしても、今は咬む力もそんなにないでしょう」ということで、この頃になるとカラー無しの時間が少し増えていました。

ある意味、全体的には体力が落ちて、弱りだしていたわけです。それに生活の質を考えるとカラーを外せる時は外してもいい、そのように判断するのは自然です。再び余談ですが、右手をご覧ください〜。病院でキレイにしてもらいました。病気を発病して間もない頃の、あの強烈な自咬の発作で破壊してしまった右手は、長い間ぶ厚いカサブタになっていましたが、あの大怪我はゆっくりと治っていって、指を失いつつもこうしてキレイになりました。

 

・・・話しを戻すと、大変なりにもエリザベスカラーをつけたり外したりしながら、何かあれば病院へと猛ダッシュし、なんだかんだ状況をやり過ごしてゆく・・・こうした生活をもうしばらく続けられるだろと思っていましたし、そのような気がしていました。


アクシデントがなければ、きっとそうなったのかもしれませんね、でもそうはならなかったので、”きっと”とか”もしかしたら”と考えることに意味がないのかもしれません。

というのも、死は、まるで来る時が決まっているかのように来てしまいます、歯痒いし腹がたつけれど・・・。

ネズミを相手にしていると、時間、生、死をヒシヒシと感じることがよくありますよね、彼らの生きる速度が早いから。。。

 

というわけで、カラーを外しているスキに自咬の発作がまた出てしまったのですが、この時の発作は想定外のパワーで、右足をそうとう激しく噛みしだいてしまいまして、必死で止めに入ってもロックがかかったみたいになっていて助けてあげることもできず、飼い主もデグーのルーさんもパニック・・・。

その傷が数日後に化膿してしまい、厄介なことになりました。

化膿止めのためにはたくさんの抗生剤が必要で、必然的に昏睡しないための薬は使えなくなり、ただでさえ病身のルーさんにとっていっそう厳しい状況に。

尽くせる手は尽くしての結果です。見込違いや不注意、油断を残念に思いますが、

あとは昏睡したきりにならず、死なない程度でいいので何とか食べてくれるのを願うばかり。


大怪我に見舞われたせいで、化膿止めが投薬の中心になったあと、意識が明確になったり低下したりを繰り返しながら、どうにかこうにか過ごしていましたが、食べる量も、食べる回数も落ち始めて、6日前に何とか130グラムあった体重は122グラムに低下。さすがに厳しいな〜、むずかしいよなぁ〜って思いました。

それでも、意識がある時はノビをして、あくびをして、ルーさんの股間のお漏らしをフキフキする飼い主の手をケリケリしたり・・・大好きなブラッシングにも反応していました。

 左手がボケちゃっていますが、ブラシをすると「ここも掻いて、ここも梳いて、ここも・・・」と気持ち良さそうに左手をあげてポーズをとってブラシを誘導していました。(10月18日の様子)


ただし、もうトロトロに作った青汁を吞み下すのも無理な感じになってしまいました。それでも何とかギリギリまでリンゴピューレを食べさせることができましたが、ついにリンゴジュースを飲むのが精一杯に。

最後の2〜3日間は、意識があるのかないのか不明瞭になったので、綿棒に水を染み込ませて口の付近をぬぐいながら、反応待ち。

こまめに、少しでも意識が戻る瞬間を待ちながら過ごしましたよ、いつでもリンゴジュースが飲めるように・・・。



そして今朝、日が昇る少し前に天国へ逝ってしまいました。

日の出の頃までぼんやり・・・していたら、今朝は富士山が見えました。冠雪に朝日があたって優しい色、いい天気になりそうです。


結局、足の大怪我、治りきれなかったな〜。

亡くなってから少しの間、いつからか開かなくなっていた片方の目が薄っすら開いて、そこから涙が流れでたり、口からうっすらとヨダレが出たり、少しずつオシッコが漏れだしたり、でもって足のケガの部位からはたくさん汁が出てきたり。

・・・なので足に包帯がわりのリボンを巻きました。


 庭で咲いているバラをつんできて足元に飾ってみり、明日の朝には火葬です。


そういえば、文頭の方で「鼻水&鼻づまりが厄介だった」と書きましたよね? ただでさえ運動神経がやられていて吞み下すのが大変なのに、鼻が詰まるとますます吞み下すことが困難になるのですよね。ヒトと違ってデグーマウスは基本的に口で呼吸をしないので、強制給餌が大変だっただけでなく、ルーさん自身も思うように食べられなくてハンディが多い闘病生活だったと思います。

 

ということで、最後に、元気だった頃の姿でルディさんのお話を終えたいと思います。



じゃあね、バイバイ。

 

デグー闘病日記#72020/09/11 16:12

前回のデグーの闘病日記(8/4)から1ヶ月が過ぎました。

闘病というよりも介護に近いかな。

ともあれ、その後の1ヶ月間から今日までの、我が家のデグーのルディことルーさんの様子についてお話したいと思います。

 

ある日ルディが昏倒してから2ヶ月半がすぎました。

起きていることそのままをサクッと言ってしまえば、ゆっくりゆっくり、しだいにしだいに、それまでできていたことができなくやってゆくのを見守っている、そんな感じの日々が続いています。

 

調子の良い日が何日間か続いたら、不調の日(横たわったきりモウロウとなる)が何日か続く、これの繰り返しなのですが、たとえば2ヶ月前(7月の頃)なら、調子を持ち直すとつかまり立ちもできていたのに、先月(8月)は2度の不調から回復して覚醒しても歩くのがやっとといった具合。

それでも、こうして手足を踏ん張って歩くことができれば、なんとか自力で餌を食べることもできて、生活の質を保つことができます。

この写真は8月14日の様子になりますが・・・


翌日の8月15日には横たわったままになっちゃって、それでも意識がまだちゃんとあるので、強制給餌ができますし、横になったままでも食べたやすいもので食べたいものであれば食べてくれます。

(寝転がったまま食べているのは乾燥リンゴ)


この日まで(8月16日)なんとか意識があったのですが、この後の何日間かは昏睡気味になり、強制給餌ができなくなった日に点滴注射をしてもらいに樹医さんへ行きました。

とりあえず、飲み食いが全くできなくなって半日たったあたりで獣医さんへ行くようにしています。

仮に待合室で待っている間に意識がしっかりしてきて嚥下ができるようになっても、「◎◎の状態になったら△△する」と決めておくと、慌てないし後悔も少ないです。デグーのルディさんが神経系の病気らしきものになったという、未知の体験をしている以上、わからないことだらけなのは当たり前、思いつく限りをアレコレとシミュレーションしておく以外にありません。


とりあえず、また調子が戻ってカラダを起しておけるようになった時の様子です。

もう砂浴びの動きはできませんが、砂の感触が刺激になるのか、時々ふとそれらしい動きをすることも・・・。

少しでも気分転換になればいいのですが、今では、どこまで砂を認識できているのか不明。なので何かの足しなっているのかどうかもわかりません。


そうこうするうちに、また横になったきり起き上がれない状態になり・・・。写真は8月31日の様子です。

ただし、強制給餌では、飲むことはできていて、食べることはなんとかできている状態。


この時点で気になる変化が。

咀嚼(そしゃく)して飲み込める時と、咀嚼した後に口から出す時があって、どうやらこれも神経系とか脳の問題らしく、誤作動が起きているのかな・・・と。

デグーのほうも、意識がしっかりしているときは、なんとか食べようとして強制給餌に使っている注射器の口にガガガっと食いつくのですが、それでモグモグごっくんできたり、モグモグしながら口の前へ前へと食べ物がキレイにはみ出したり、脳内でチグハグが起きているらしい……。

仕方がないので、食べるつもりで口から出してしまった餌は、キレイなお皿にすべて集めて、また注射器に入れて与えるようにしました。そうしないと、世話をする方も大変だし、トータルで与えたペーストの分量を忘れてしまうので・・・。

なんとかキツイ状態から抜けて安堵。

古いタオルを切ったものでくるんでいるのは、この時の不具合で新たに色んなことが起きたから。

たとえば、悪夢が幻覚に襲われたみたいに、半分寝ながら暴れて鳴き叫ぶことが2日ほどありまして、その時に、自咬症も同時に勃発するので、暴れ叫びはじめたら古タオルでくるんで自咬による流血を阻止していました。

それでなくても調子が狂いがちで、自咬症でおちんちんをガブッと咬んでは「ぎゃヒーん」と悲鳴をあげる毎日でしたので、それが意識が半濁していて無意識に近い状態でやるとなると、大事なところをザックリやって失血してしまいそうで、危険極まりない・・・。

ヒトで言うなら夜驚症みたいな感じなのかな。

老犬や老猫でも、ボケちゃった子が奇妙なタイミングで叫んだり鳴いたりすることがある、あれに近いのかな〜・・・。

一応、獣医さんからは事前に、そのような経過を辿ることもあると聞かされていたので、結局それになっちゃったのかと粛々と受け止めるばかり。

あと、おくるみ用に古タオルを使いはじめたもう一つの理由は、油断していた飼い主が、デグーの自咬症の巻き添えになったから。

流れ弾に当たったみたく咬まれちゃいまして、ルディさん、ヒトを咬んだことが一度もなかったので、完全に油断していました。

咬まれた経緯は、調子が悪くなると、オシッコも寝たまま垂れ流し状態になってしまったので、さすがに洗ってあげないと皮膚がもたない感じになりまして。で、それで汚れたところを洗ってあげていたときに、ルディは下半身を咬む時の勢いで、洗っている飼い主の指をガブッ・・・そもそも下半身は自咬症のターゲットなので、そこに手がああって違和感を与えるのであれば咬む・・・。


適当なサイズに切られた2枚の古タオルが、目下活躍中です。


そんなワケで、今回は未だに歩けるようにならず・・・。

やはりどこかに病巣があって、それが進行しているのかな・・・一次的な病気やトラブルで不具合を起こしているのではなく、脳の腫瘍とか何かの進行性の病気とかにかかってしまったのでしょうね。

なのでよくなることを期待をし過ぎて、症状に合わせて一喜一憂していると、飼い主の心が持ちません。

治るとか、以前のように元気になるとか、残念ながらそういうことは起こり得ない様子なので、ゆっくりと機能低下が進み弱ってゆくカラダを介護して、なるべく安心して穏やかに過ごしてもらうことを目指しています。


 さて、ここからは介護キットのことをつらつらと書きましょう。

特にモノによっては固有名詞がわかっていると探しやすいので、参考になったらと思いまして・・・小動物の強制給餌に役立てください。

ミリグラム単位で計れる電子スケール(薬やサプリの粉をはかる為)

薬さじのかわりに使っているさじ(写真は料理用のさじ)

シリンジ(注射器)

フタ付きの瓶


シリンジは、

1CC(ml)の細長いタイプはツベルクリン用で、

通常の筒のタイプの1CC(ml)は予防接種用です。

これよりも容量が多いものはミリリットル(ml)で探すと見つかります。

ハムスターやデグーでは、2.5CCのものはペースト状にしたペレットを与える時に使います。他に5CCのシリンジも常備していますが、今回は用途がありません。

シリンジは、使用頻度やモノのコンディションにもよりますが、毎日何回か使っていると、およそ2〜3週間くらいで寿命がきます。なのでまとめて買っておいたほうが便利です。


ビンは宅配のヨーグルトの瓶を使わせてもらっています。蓋が付いているので便利です。フラスコとゴムの蓋のセットの方がもっと便利で使いやすいかと思いますが、ここは経費節減で・・・。このビンの用途は、毎日飲ませている青汁を作る為のもの。ごく少量の水で溶いてかなり濃い状態にして飲ませています。

余談ですがルディさんは、ヤクル◎が出しているフルーツ青汁ってのが大のお気に入りです。


ピル・クラッシャーと乳鉢&乳棒

獣医さんで教えてもらったサプリメントのタブレットが、飼い主の老骨に鞭を打つほどの強烈な硬さ・・・それで今回はピルクラッシャーでタブレットを軽く砕いてから乳鉢でサラサラに潰しています。

それを少量の水で溶いてからシリンジに入れて与えています。


浅い洗面器と洗浄ボトル(またはポリエチレン洗浄瓶)

これは、汚れた部分を洗う時に使います。

小さいネズミの場合は洗面台でやるよりもこちらの方が安全かな。


これは止血剤が入ったミニボトルです。

獣医さんに少量を分けてもらったものを使っています。

スモールサイズの目薬瓶に入っていますが、このままでは止血剤の粉は粒子が大き過ぎて出てこないので、上を外して、中の粉を患部にふりかけたり、手に出したりして使います。

止血剤はそろそろなくなりそうなので、また樹医さんで分包してもらうか、自分で買うかしなければ・・・。



写真はありませんが、体重計はキッチンスケールを使います。

電子秤の場合、時々メモリが偶数で動くものがあって、うっかりそれを買ってしまうと小動物の体重をはかるには少々不便なので、そうでないものを選ぶようにしましょう。


余談・・・で、この写真は、今朝のルディさんの輝くうん◎です。

体のある部分は病気にかかって不調かもしれませんが、それでもツヤツヤのうん◎が出ると嬉しい・・・。

とにかく、食べましょう〜出しましょう〜。


そんなこんなで色々あるけれど、大好物のフルーティーな青汁やドライリンゴを食べて、時々ご機嫌になることができて、なにがともあれイイ感じかな。

ルディさん、どうか先を急がずに、ここでゆっくり過ごしていってくださいな。

デグー闘病日記#6/経過はまずまず2020/08/04 14:10

6/25に動けなくなって以来、闘病生活が続いていたエグーのルディことルーさん。

(闘病日記は6/26から7/17まで5回にわたって予後の様子を記事にしています)

 

今日は2週間ぶりの記事になりますね。

 

その後も、時々意識が混濁気味になる日があって、そのたびに食べられなくなるので体重が10グラム落ち、で、再び元気になると減った10グラム分がとりあえず回復する、という状態を繰り返していたので、なんとなく気の抜けない日々が続いておりました。

この写真を撮った日も、不活発でボンヤリとした状態が半日ほど続いたりしてました。体を起こすことができず、すぐにグニャ〜ダラ〜ッとなってしまいます。(10日ほど前の様子になります)

眠いというより、意識がちょっとモウロウ・・・。

こういう時は、ほとんど食べられなくなるので強制給餌をしたくなるところですが、咀嚼も嚥下も(そしゃく/えんげ→モグモグしてゴクンとすること)できないので、様子を見守っているしかありません。

なのでこの当時は、”覚醒待ち” して、目覚めているときにたんと食べさせようという算段でおりました。

獣医さんとも相談して、もし意識が混濁して丸一日飲まず食わずになったら、点滴注射を打ちにいく、という手はずにもなっていました。

 

そんなこんなで、まだ安心できない状態がつづいておりましたが、先週1週間は、神経系の暴走による自咬の流血もなければ、極端な意識の低下も起きず、落ち着くところに落ち着いた感じになりました。

体重の変動も2〜4グラムの幅でおさまり始めて、治りかけては自咬でリピートしていた怪我も復調へ・・・。

特に大きな問題が起きるでもなく、不自由なりにも平和な日々が到来したかのよう。

噛みしだいてザクザクになっていた手のケガは、カサブタの上からガジガジやるものだからかなかなか治らないまま2カ月がたったわけですが・・・それが、ここ数日でみるみる、みる治〜癒、

今日には、ほら・・・中指付近の毛が生えそろったらパーフェクト。


大ケガで手の形が変わっちゃったけれど、すでにこちらの手はマヒしていて何かを ”つかむ”ためには使わなくなっています。

なので、使いたいのに思うようにいかなくて大変、といった感じのこともなく、ただただ「治って良かったね」の一言です。

 

大好きだった砂浴びは、今は体が思うように連動しないのか、それとも砂浴びに関する記憶や機能が一部抜け落ちてしまったのか、砂を浴びることができなくなりました。

なので、砂あそびのつもりで、体に砂をかけてあげいます。

毎朝、洗面器に用意された砂風呂のなかで、ノソノソと時計回りにクルクル回るだけですが、ストーンウォッシュならぬサンドウォッシュってことで、一応、気分だけも綺麗に・・・。

そういえば、2ヶ月前、動けなくなったきり意識を失ったあの日も、毎朝の砂浴びを楽しみました。すでに足元が微妙にフラついてはいたものの、あの日はいつになく砂浴びが念入りで、珍しく・・・というよりも始めて見た砂浴びの仕方だったせいか、印象に残っています。




そんな中、今、少し困っていることといえば、食べ物の選り好みがひどくなったことでしょうか。経験則から言えば、食欲が、元気で健康だった時と比べて落ちこんでいて、以前のように食べられなくなっているのでしょう。

とにかく、長年食べ慣れたペレットを全く食べなくなっていて、頼みの綱だった大好物のペレットは、よりによってメーカーが閉業して手に入らなくなっていて、闘病中に獣医でわけてもらっていた強制給餌用の餌も、しばらく前から食べなくなっています。とにかく食べてくれそうなものをなるだけたくさん探さなければならず、目下かなり困っているところで、これが今もっとも気がかりなことかな〜。


そして、機能が回復している部分もあれば、ジワジワ低下している部分もあって、たとえば、少し前まではどこかに手をかければ後ろ足で立つことができていましたが、今はそれができません。前よりもバランスをうまく取れなくなってしまっている模様で、内耳の不調? それとも筋肉の低下? バリアフリーのケージで今までとは違う生活になっているので、慣れない間は「?」が増えそうですね。

 

いずれにしろ、斜頸が治らず斜めに自転する毎日であっても、飼い主に甘えたり苦情を言ったりしながら過す日々は、ある意味で平穏無事と言えましょう。

この調子で、このまま老後までゆるりと生きながらえてもらえたら嬉しいかぎりです〜。

デグーのルディ4才に2020/07/17 15:14

今日はデグーのルディことルーさんの誕生日と思われる日です。

ルーさんをショップへ迎えに行ったその当時、そのペットショップのオーナーさんが変わったとかで、はじめは生年月日も性別も不明なうえに、シッポも怪我をしたアトが残り長さも短くなっていたりして、お店で何かしらの混乱があったのか、ルディさんの来歴というのかお店までの経緯がすっかりわからなくなっていました。

そんな中で、何とかお店の人にムリを言って探してもらった情報が誕生日。「この日が誕生日で間違いないと思います」ということで、恐らくこの子の生年月日は4年前の今日。

我が家に迎え入れたあとも、体は成長を続けて、体全体がひとまわり大きくなるかわりに相対的にシッポが短くなっていきまして、なので多分、誕生日は大きくズレいないというか、それほど間違ってもいなさそうだな〜と思っています。


ということで、おめでとう4才。

 

前回の記事でひとまずデグーの話題は一旦お休みかなぁと思っていたら、そのあと驚きのアクシデントがあって、ようやく落ち着いたばかり。なので、この1週間の一連の出来事をについてUPしたいと思います。

 

まず先週末、その日もいつものように早朝から朝の日課を消化中でした。ちょうどその日課をこなしている真っ最中に、覆いをかけられたデグーのケージから「プギャープギィッッポゲッポゲッぷギャー」という表現しがたいし聞いたこともない雄叫びが発せられまして、驚いて覆いを開けると・・・

 

流血。

 

下腹のどこかからジャバッーっとサラサラの血が流れ出していて、急いでペット用の止血剤を、よくわからないなりに下腹付近めがけて刷り込みました。

やっぱりあの止血剤は効きますね〜。

爪切りでしくじったウサギやニャンコの血止めに欠かせないツールです。

 

もとい、回復の流れに乗っていて、ルーさん自身の生活の質も上向いてきていましたし、飼い主としても手がかからなくなってきていたところなので、今度は何事か?と神経が緊張しまくりです。

 

とりあえず止血して、体や顔についた血も洗い流して綺麗にしてあげたあと、ケージに戻して「もう大丈夫だろう」と思っていたら、小一時間ほどで、またもやポチャラカキョエ〜っと流血。

こちらが流血第二弾の図。 

また止血剤で血を止めましたが、どう見ても、このままではキリがなさそうなので、朝っぱらか獣医へ電話〜。開院前でしたが、「今すぐ連れてきてください」ということで、処置してもらいに行きました。

 

こちらが処置後の様子。口や歯が下腹に届かないように、エリザベスカラーがよりワイドに大きくなりました。


すっごくワイドに。


症状が重かった時は、右手を自校でグチャグチャにしちゃったり、右耳をかきむしって真っ赤にしたのに、すでに感覚がないからか、気にならなくなっているからか、右の手も耳も噛んだりむしったりしなくなりました。

 

ところが今度は、マヒ関連の違和感があるのか、下半身や男の子の大事なオチンチ◯を、よくわからずにガジッとやってキャ〜っ・・・獣医さん曰く、「シビレのような違和感があって、何だろう、気になる〜って、やってしまうのでしょう」ということで、エリザベスカラーはまだまだ外せないルディ君でした。

 

せっかく、ふやかしたり細かくしたペレットを自力で食べられていたのですが、今回カラーが大きくなったので、行動にさらなる制限がかかってしまって、ご飯は毎回毎回、手渡し。

チビチビ、チビチビ、チマチマ、チマチマ、


なんども、なんども、小粒のペレットを手渡し・・・。


どういうわけか、手渡しの給餌となると味のあるものとか好物しか受け取ろうとせず、器に入れておけば仕方なく食べてくれていた部類のヘルシーなペレットは、手渡しでは「フンッッ、ぷいっっっ」と、一切受けつけず。

唯一、自力で食べられるのは、大きな器に盛った粉牧草。お腹が空いて仕方がない時は、牧草を必死に黙々と食べていますが、いつも食べていたフツーのペレットは無視されるようになりました。

仕方がないので、獣医さんが分けてくれたウサギのペレット(美味しいらしい)を中心に、元々食いつきが良かった(でもカロリーが若干高めの)某社のペレットを副食として、一日何回かに分けて手渡し給餌をする日々。首のカラーが取れる日まで続くのですね・・・早くその日がくるといいのにな。


手渡し給仕では、飼主は”しもべ”と化しておりまして、「早くよこしなさい」「食べているときはジャマしない」「落とした〜オレのメシはどこだ〜」・・・こと細かに注文をつけられています。

デグーはよく喋るネズミさんなので、機嫌の良し悪しでプギウギとかペーポーピーフヨヨヨ〜と言われる毎日が戻って、あとはカラーが取れれば万事OK。

この賢いネズミさんに見習いたいのは、もらった食べ物をとにかくよ〜く丁寧に噛んでから飲み込むことでしょうか。

空腹で焦っていたとしても、口にしたものはよ〜く噛んでから飲み込むというのは、良い心がだし、大事なことだなっっって思いました。

そんなこんなで、誕生日ですの今日も“緩み顔”でご飯を食べています。

一見、不自由そうではあるものの、なんだかんだで好きなものをもらえる点は「わ〜い」って感じなのかな。

強いて不満と思われことを挙げるなら、ほぼ一日置きに、汚れやすくなった下腹を洗われることぐらい・・・。

問題の右手は・・・スムーズではないながらも動きが出てきているので、どの程度まで回復するのか待ち通しい〜。

体重もうっかりするとすぐに増えるので、体の右側に不和をもたらしている部分はさておき、すこぶる元気です。

デグー闘病日記#4/あとはエリザベスカラーからの卒業待ち2020/07/10 16:15

今回もデグーのルディさんの、おまとめ闘病日記をUPいたします。

前回からの続きになります。

7月3日です。斜頸の影響でフラフラしながら歩いていましたが、這うような動きかたはほぼしなくなりました。

活発に動きまわり、着地には失敗するものの元気よく跳ねるように。それまでは、足元を柔らかくすることに気を配っていましたが、この日は、安定感が悪くて転ぶ心配よりも、動きにくい状態になっていることのほうが気になりだし・・・なので、それまで足元にふんわりと敷き詰めていたちぎった新聞紙を取り除いて、足もとをスッキリと歩きやすくしました。


7月4日です。日に日に強制給餌で食べる量は増えていましたが、食欲の増加ぶりが凄くて、食べものをねだる勢いが半端じゃなくなりました。病いに倒れる前まで好んで食べていたサプリメントのタブレットやリンゴをもらい、それでも飽き足らない様子。

牧草の粉末もよく食べていて、ソレはソレで良いことには違いありませんが、いつの間にか、あったらあっただけペロリと食べるようになっていて、そろそろ食事の加減を考えないと太る路線に・・・。

まだちゃんと歩けないので、その状態で急に体重が増えると足に負担もかかるだろうし、食事で体力をつけたいけれど、急な体重増加は足腰にイカンわけで・・・悩ましいところです。


7月5日 「ホレ言わんこっちゃない日」が訪れました。朝一番の様子が上の写真です。ケージにあるものを食べ尽くすだけでなく、食糞の量も増え、勢いに乗じて少し食べ過ぎちゃったらしく、微妙にお腹が痛いらしいルーさん。

時々、体を伸ばしつつ下腹付近を微妙によじったり、お腹を気にする動きをしながら「ああ〜もう、シラける痛さ」っといった調子でダラダラ、ウダウダ・・・。

一応、いつでも獣医に連れていけるように、こまめに様子を見ておりましたが、だからと言ってうずくまって動かなくなるということもなく、そうこうするうちに無事にお腹が痛い状態から離脱。

まぁ、まだお薬を飲んでいる最中でしたし、腸の動きをよくするお薬は運良く冷蔵庫に常備中、それにこの日は獣医も開院日でしたので、「どっからでもかかってきな」と準備万端な飼い主なのでございました。

ちなみに、この日の朝、体重をはかると186グラム・・・昏倒して意識モウロウ状態が続いていた時は170グラムまで落ち込んでいたので、最も不調だった時からの体重の増加ぶりがすごいかも。

「元気になって腹が空いたのだ」と、ルパン三世みたいに猛烈に食べて、アイタタタって・・・ヒトもネズミも快癒中は食事の加減がわからず、調子が狂ってしまうことがありますよね。

 

7月6日 この頃から、砕いたペレットよりも、だしたての“柔らかMYうん◯”を中心に食べ散らかすようになりました。腹痛から脱したら今度は食糞三昧か? なるほど、柔らかいものであれば、それがかたまりであっても、自力で拾って食べられるようになった、ということか・・・。

それにしても、ケージの床から全ての“うん◯”が消えてなくなる勢いで、この日は無制限にうん◯食べ放題。

食べやすいから食糞にハマっているのでしょうけれど、出したハタから食糞とは忙しい・・・。

けれども、上から下、下から上へと、グルグルうん◯を食べ回し続けたとしても、さすがに栄養価はどんどん下がってきそうなので、なんとかペレットを自力で食べてもらわねばなぁ・・・と思った次第。

ということで、この日から、水でじんわりとふやかしたペレットを3回くらいに分けて与えることにしました。(ふやかすと容積が大きくなるし鮮度の問題もあるので餌入れに少しずつしか入れらない


7月7日 この日は獣医の日。やっと右手の保護用メッシュを外すことができました。もちろん、むき出しになった右手を自咬するようなら、即・ギブス生活に逆戻り〜という条件付きです。


手の、深くかじってえぐってしまったところは、組織が再生して盛り上がり、毛に覆われるまで、しばらく待たなければなりません。

どれくらいかかるのかな? ヒトの時間感覚では治りは早く感じるかもしれませんね。

この日は、続けてきた強制給餌も朝の給餌で終わりにしました。ペレットをふやかすというふうに、まだ食べやすいように手を加えなければならないものの、もう自力で食べられるまでになりました。


人間のヒザの上に乗っかった状態でバランスよく座っていられるようにもなっています。コテンっと倒れるばかりだったので目覚ましい進歩・・・ホント、日に日にどんどんよくなっていっています。


目下、季節の換毛は停滞中で、見ての通り体毛はマダラ状態。いつものように生え替わりがスムーズにいっていませんが、今回は仕方がないのかな〜。

ちなみに、この日の獣医の診察でも、脳の誤作動の心配がまだ残っているため、エリザベスカラーは取ることはできませんでした。

 

7月8日 手は自咬することなく無事なママです。

ただ、右手は使っていない? 使えていない? 力が入らない? 痛みが強い? 経過を見ないとわかりませんね。

とはいえ、ふやかしたペレットを自力で食べていて、食欲旺盛です。おかげでエリザベスカラーはどうしても汚れ気味になりますが、自分でできることが増えていくのは嬉しいことですね。

 

7月9日 もう体の片側を引きずってフラフラしながら歩くことがなくなりました。両足とも使えている感じ・・・ほぼバランスよく使っていて、どちらの足でも体を掻くことができています。けれど、回し車や立体運動は危ないというか、今はまだ無理かな・・・。

右手は・・・かばっているのか、感覚が薄いのか、あまり使っていないように見えます。

ほかに、グルーミングに関することでいくつかまだ不自由なところが残っていますが、まだまだ回復中の機能がたくさんありそうなので、のんびり待ちたいと思います。


そうそう、我が家は”自宅兼事務所”なので、普段から来客が多く、来客の呼び鈴が“ピンポーン”と鳴るたびに、ルーさんが「ヴギッ ビギッ プギッッ」と呼び鈴に物申すのが日常でございました。

けれども、ここしばらく闘病が続いて、いくら呼び鈴が鳴っても無反応な日々が続き、「ルーさん、呼び鈴のこと忘れたかな? その部分の記憶が消えたかな?」と思っておりました。

ところが、ようやくこの日から、いつもの“客が来たらプギウギ”が復活。できていたことがまたできるようになるだけでなく、いつものルーさんが戻りました。

 

7月10日 今日も元気。少々斜頸は残れども、まぁここまで回復できれば御の字です。

身体脳力が変化した影響で今は運動量は減っている状態ですが、そのわりに、食べる量はフツーだったりして・・・体重計にこまめに乗せておかないとコワイことになりますね。

水でふやかしたペレットを自分で食べられるようになったおかげで、一時加熱した食糞ブームは止みましたが、「好物をよこせ」と詰め寄ってくる勢いが格段にUP。押しの強さが可愛くて、ついあげすぎないようにしなければ・・・。

首のエリザベスカラーが取れるのは、予定では2週間くらい先。その頃には回し車で走れるようになっているかな? 手を使っていつもの乾燥したペレットを食べられるようになっている? 


とにもかくにも、ルディさん、よく頑張りました〜。