チンチラの“お手力”2014/10/21 10:32

雨ですね。(ここは神奈川です)
軽くシトシト降っていて、そこいらじゅうから、いろんな野鳥の声がしています。
湿気を帯びた鳥たちの声はフラットですね。

このような日は、ぼんやりと窓から外を見てアンニュイに過ごしたいのですが、そういうわけにもいきません。

今日は、チンチラ(げっ歯でございます)のズー君♂のお披露目会にいたします。
本名は”ジズー”ですが、頭突きのおフランス系サッカー選手の愛称で検索に引っかかる人もいそうですから、あだ名で「ズー君」と呼ぶことにいたしましょう。

ところで、チンチラというと大抵の方は、げっ歯類のそれではなく、猫の一派と思われるのではないでしょうか。

チンチラは、まるで宇宙から来たような生きものです。個人的には、天寿を全うしたら宇宙船が迎えにきて、どこかの星へとかえっていくのではなかろうかと思っています。

チンチラのとても不思議なボディーの特長を申しますと、バッファロー調の頭、ピカちゅ・・みたいなシッポ、小型猿のような手、モフモフの体毛、ムール貝のような耳、鼻だけモルモットと酷似しています。

パーツの寄せ合わせではございません。
素晴らしい天のデザイン能力でもなければ、このような仕上がりにはなりませんから。

時々、お仕事で我が家に尋ねて来られる方で、始めてチンチラをご覧になった人が、
「なに?このドーブツ!こんなの始めて見た!どこに売っているんですか?」
という具合に驚いて、うっかり“ため口”になることもございます。
それほどまでに、認知度が低いのかということを改めて実感しつつ、動物に興味がある人もいれば、無い人もいるしなぁ〜と気を取り直していたりします。

チンチラを一言で表現するのは難しいのですが、ウサギとモルモットとハムスターが合体ロボみたいに結合したら、こうなる感じでしょうか。

人懐こさと表情の豊かさ・美食家・背中のまるっこいフォルムはハムスター由来
跳ねる足と耳はウサギ形式
モルモットはより近い種族として

まあちょっと、バッファローみたいな頭は説明が足りていませんが。

チンチラはとても賢いです。
ズー君も「お手」ができます。

好物だと、バシッと力強い“お手”。
大して興味のないものは、軽くタッチ。
何か欲しいときは“お手つき”といって、飼い主の手に、自主的にそっと手を置きます、それはもう真剣な面持ちで・・・。

最近ズー君の“お手技術”に、新しいワザが加わりました。それは“両手”というものです。
・・・そのまんまですね。
これは、シロップ入りのお薬に対してそうするようになったのですが、きっかけは、「たまたま」が繰り返されただけです。シロップのときは、「お手!」と言うと“両手”でぎゅーっと下へ押します。
よくわかりませんが、そうするものだと思っているのでしょうね。

なぜ、シロップを飲んでいるのかと言いますと、お話しの続きはまた次回に・・・。

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