いたカカト〜チンチラ2014/10/22 10:27

暑さと湿気に弱いチンチラですが、秋がきて活発になりました。
ご紹介したズー君♂も、涼しくなったなと思ったとたんに、夜中はボコボコ跳ね回るようになりました。
ハムスターにも大体4日周期で活動に波があるように、チンチラさんにも波があるようですね。夜な夜な暴れ回っているのは子どものうちで、大人になると、忙しい日とヒマな日がでてくるように思います。

実はズー君、目下、足を負傷中でして、治療をしています。
涼しいからって、勢いがついてボコボコ跳ね回るものですから、傷口が開きやすくなっておりまして・・・。朝夕、カカトにぬりぬりと塗り薬を塗られ、美味しいお薬シロップをもらって、ジュースのように飲んでいます。

このケガの原因は、モルモットやウサギさんによくある症例ということで、足のカカトの慢性的な負傷です。

昔からケージ内は牧草やソフトな敷材を敷いているのですが、ズー君はチンチラステージ(ステージ状の止まり木)の上でくつろぐのが好きで、そのうえ、寝る時は敷いている牧草をきれいに払いのけてからうずくまるか、たまに巣箱の上で横になるか・・・。

どうしても、カカトに負担がかかるのです。
それを阻止することも難しい。

ハムスターにも、敷材をツルっと払いのけてから寝るのがいますが、あれと同じで、どんなにやわらなくなるように緩衝材を敷いても、本人は好きなようにするのです。
シャカシャカ、柔らか敷材をどかして寝ます。

ズー君は、それが自分の慢性的なケガのモトとは思っていませんし、さすがにこればかりは、教えても覚えるものではありません。

だから、こちらは根気強く付き合うだけです。

ステージの上に、足元が柔らかくなるような巻き段ボールを巻いたこともあったのですが、破壊好きのチンチラの前には、どのような対策もムダ骨でしたよ。
素晴らしいげっ歯力と、器用な手。
これで、ケージ内のものはオモチャとしてヤスヤスと破壊されてゆくのです。

ダイエットをして体重を落としてみたこともありました。休むときにカカトにかかる負担が少しでも減ればと思って。ただ、元からそんなに肥満しているわけでありませんでしたので、スリムにはなりましたが、それで傷口が開く頻度が下がったということはありませんでした。

ということで、飼い主、もはやあがくのはやめました。

巣箱を、堅い木製のものから、頃よい大きさの段ボールに変えたくらいです。

後は、敷材が湿らないよう、毎日、敷材の部分取っ替えをして、お薬を塗ったり飲ませたりしています、淡々と。
なれれば、別になんてことはないんですけれどね。

で、捕獲が難しいチンチラを、どうやって投薬のたびにとっつかまえているのかという“ほうほうろん”は、また次回に。

コメント

トラックバック