耳の穴の住人がブレイク中2015/05/20 20:15

ウサギのみっふぃ〜君が久々に登場。(愛称/フィー君)
外で野鳥がさえずりはじめたら、聞き入るとでもいいましょうか、少し目を細めて声のする方向に気を取られていたので、写真に撮ってみました。

さてフィー君、今春の季節の変わり目は体調がぱっとしなかった様子で、抵抗力が落ちて、不調気味でした。
ウサギさん、病気に関しては、生みの親からもらったものを体内に宿らせているそうで、抵抗力が落ちると、普段は抑えられていたものが出てくるのだとか。

ということで、5月に入って、耳の中がかゆくなったフィー君は、たびたび耳を折っては頭をフリンフリンフリン。
後ろ足で届かないところをかこうとして、耳全体が「かゆいムード」に包まれていましたので、獣医さんに行きました。

今は、1日おきにつける点耳薬をもらって、耳の中で大ブレイク中のカビキンを、やっつけているところです。
ちなみに、猫の耳の中のカビ菌は、人間にもうつるといいますが、ウサギの耳カビ菌は、うつらないみたいですよ。

でも、ウサギさんに、人間が一人で点耳薬をするのは、とても大変な作業でございます。
獣医さんで、「ウサギの点耳薬は大変ですよ」ということで、やり方の説明を受けたのですが、先生と看護師さんが二人がかりでウサギの耳に薬を流し込まんと格闘をする姿に、気の遠くなる思いが……。
(これを一人でする? できる?)


たとえば、ほかの「保定事情」はどうかというと、
飲み薬を与える時は、薬を大好きな味のものに混ぜておけば、ゴクゴク飲んでくれます。
目薬も大丈夫、鼻に塗る薬もしぶしぶOKしてくれます。
爪切りも、深爪で出血させてしまったことが2回ありますが、毎度おとなしく切らせてくれます。
手足やお尻洗いのシャワーも、とりあえずなんとか。
ということで、これまでフィー君の保定は、そんなに大変な作業にはなっていません。

ところが点耳薬ってのは、どうにも許されざる行為らしい。

おとなしく耳を差し出してくれるはずがない、というのは、犬でも猫でも同じですが、ウサギはそれを通り越していて、まるで命を取られるかのような興奮の仕方をします。

とりあえず、獣医さんは慣れない場所でしたので、何をしても興奮しやすい環境だったはずで、自宅で点耳薬をし始めてからは、だんだん、「耳トロも、そんなに怖くない?」という感じにはなりつつありますが……。

とは言っても、まだまだ興奮しやすいです。
気をぬくと、バキューンと恐怖の弾丸と化して、どこかに当たって砕ける勢いなので、慣れるまで、お互いにもうしばらく辛抱が続きそう。
さて、点耳薬に慣れるのやら……。

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