換毛達成はもう間近に/ウサギ2016/09/02 17:58

しばらく前にも、「ウサギのフィーくんが換毛中です」とブログに書きました。

 

その後、さらに生え変わりは進んで、古い毛が残っている部分が減り、あともう少しで、体全体を覆うのは軽くて涼しげな夏毛ばかりになるはずです。

(色が違って見る部分のみが残っている)

この状態を、間が悪いと思って見ているのは人間だけで、本兎はそんなに不自由を感じていないのでしょうね。それに、いよいよ寒くなったらなったで、専用のウサ暖を入れてもらえるわけで、兎さんにしてみれば”大勢に影響はない”のです。

 

そもそも換毛はウサギによって、パターンがあるみたいで、傍目には季節感ゼロでも、フィー君には “これが正常” な夏毛へのステップなのでしょう。

 

参考までに、フィー君の夏毛に向けた換毛は、2段階で切り替わる仕組みになっています。

まず最初は初夏の終わり頃、気温と湿度が高まり出す頃に“プチ換毛”が一度あります。

この段階では、グルーミングの時に飲み込んだ毛が原因で、いつも腸の調子が悪くなるのが常で、たいてい潤滑油を飲ませて対処します。

おそらく、このタイミングで抜ける毛の質が飲み込みやすくて、しかも腸に滞りやすい毛(例えば柔らかくて細い)なのだろうと思います。

たとえば今、まとめて大量の毛が束で抜けているわけですが、そのわりに、これらの毛が原因の腹痛は発生していないので、たぶん質の違う毛が段階を追って抜けているのでしょう。

それに、冬毛っていちばん厚くて多くて深そうなので、冬毛から夏毛への生え変わりは、結構体力を使う大きなイベントといってもよさそうです。

 

まとめると、56月にお腹が痛くなる系の毛がひとしきり抜けた後、次は、一斉にドバッと暑い系の毛が根こそぎ抜ける、という具合で、完全な夏服になったとたん、秋の衣替えの季節がくるのでした。

 

軽装で迎えるウサの秋。

やっと愛兎の換毛パターンを掴んだら、兎はシニアになっていた・・・ま、加齢で変化してきている部分もありそうですし、そういうものなのでしょうね。

 


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