カマキリの卵事情 ― 2016/12/16 18:52

他にも卵がないか、どこかにカマキリがいないか、見つけたついでにキョロキョロ探し回ったりもして・・・。
今ぐらいの時期になると、だいたい1〜2個、たまに3つ見つかることがありますが、今のところ目に付いたのは1個だけです。
産み付けられていた場所は、“2メートル強”の高さのガーデンフェンスに絡みついた、クレマチス/アーマンディーの頂上部分。
種類によって産卵場所は色々だろうけれど、産み付けるなら真っ直ぐな茎や枝とか、平らな壁と思っていたので、“うねるツル植物に?” という疑問が一瞬頭をよぎりました。
けれどもアーマンディーってのはワイルドな原種系のクレマチスで、青かったツルもすぐ“木”のようになるので、卵にとっては安泰な場所になり得るのでしょうね。
花が咲く頃に合わせて子どもたちが続々と孵るはずで、そうなれば花の周辺に子カマキリの餌になる虫も寄ってきそうで、“至れり尽くせりコース”でもあるわけで・・・。
偶然の行いかも知れませんが、ブラボー、カマキリの母。
さて、いつも通りなら、年末ギリギリまで周辺をウロウロするカマキリに出くわしそうなものですが、今年はまだ “生き残り中” のカマキリに遭遇していません。
もしアーマンディーに卵を産み付けたカマキリがまだ生きているなら、すぐ側で余生を送ってはいないか? と捜索するも、ツル植物の葉とツルが作り出す入り組んだ死角に紛れていそうで、コレを探すのは大変〜。偶然の出会いに賭けることにしました。
昨年は、ドドナエアの木に産み付けられた卵が、ある日襲ってきた嵐で吹き飛ばされてしまって、落ち葉や折れた枝と一緒に庭の吹き溜まりに転がる結果になっていました。
そもそもドドナエアはしなるタイプの木なので、木自体は風にしなって無事でも、卵はアッサリ振り払われてしまったのでしょう。
あの卵を包んでいるキツネ色のフワフワしたヤツは、雨風にも強くて、あんがいしっかりしているそうだけれども、“卵”は産み付けられた場所に意味がありそうで、やっぱり剥がれ落ちたのを見るとハラハラします。
そんな今回は、毎日でも観察できるほどすぐ目に付く位置に卵が産み付けられたので、これから春まで、卵の行く末をじっくり見守りたいと思います。
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