長老ロボハム2023/01/24 19:11

もうじき3才になろうとしているマシュ君は、いまだに回し車で走っている大変元気なロボハムです。(ロボロフスキー ホワイトフェイス♂ 3月上旬で3才)

私見&経験則では、そこそこ長生きをしたドワハムで回し車が大好きな子の場合でも、大抵は2年を過ぎると走らなくなる場合が殆どなので、ケージの中での愛車の回し車はただの飾りと化します。
ところが、そういった経験則を覆しまくってくれているのがマシュ君です。


1度もブログに登場したことのないまま、空白の2年を挟んでいるので、とりあえず小さい頃から最近までの様子をまとめてみようと思います。

来たばかりの頃。まだ子ハムです。
ホワイトフェイスと言っても、頭にはノーマルカラーに見られるロボハム模様が入っていました。変な前髪のように見えますが、これも愛嬌ということで。

人影にそれほど驚かない子だったので、かなり写真が撮りやすかったです。
手渡しでおやつをもらう、”手に慣れてもらうためのトレーニング”も、比較的早いうちにマスターできました。
手渡しでしか食べられない好物のフルーツブロックは、食い意地を炸裂させて、びくつきながらも必死で受け取りに来るので、とりあえず飼い主の”指先”についてくることができるようになりました。


半年以上が過ぎて、体も成長しきって充実している頃の様子です。適度なムチッと感と豊かなフワッと感が絶妙です。
図らずもグルーミングを7:3わけ風にして終わらせたらしく、寝癖みたいな頭になっています。こうやって見ると、頭に栗色と黒色の毛が混じっている様子がよくわかります。
とりあえず顔は白いのでホワイトフェイスってことでいいのかな‥‥。



翌年の2021年の様子です。頭の黒メッシュが渋く決まっていますね。
実はこの年の始め、背中に1センチ大の怪我を負いました。
深夜の回し車走行で猛烈に吹っ飛び、水槽の中のありえない場所に体がザクっとハマり、そこからもがいて強引に脱出したらハマったところの背中がむけちゃった・・・としか思えない状態。獣医へ行き、処方されました。見た目の痛ましさの割に早く治ってよかったです。
そして、これを機に違う水槽ケージへ引っ越しをしました。

ハムスターの飼育歴は長いので、ありがちなトラブルには十分注意していたつもりでしたが、まさか・・・どうやったらそういうことになる? ということは起きるものなののですね。
ロボハムの挟まる系アクシデント対策は ”異次元レベルで行え” ということか。
とうてい挟まるはずのない薄さの隙間でも、弾丸の勢いで吹っ飛んで喰い込む、という教訓を得ました。
✳︎使っている回し車は過剰に回り過ぎないタイプのものです。写真のメーカーさんのホイールは安全だと思いますし今でも使っています。誤解があってはいけないので説明を入れておきます。

アクシデントの後、ホイールのサイズを下げました。
最初からこうしていれば、”強烈遠心で弾丸と化す” 事件も起きなかったのかも知れません。
というよりも、基本的にはスモールサイズのものを使っていたのですが、かなりホイールを汚しながら走っていたので、毎日ホイールを洗っているうちにツメのところが消耗して折れてしまって、それでストックの少し大きめのホイールで代用‥‥それがそのままになっていたのですね。さらには、いつものショップで買おうとしても、小さいサイズのホイールが品切れだったりもして、そうするうちに、「ま、ちょっとくらい大きくても大丈夫か」ってなっちゃいました。
もちろん、それでなんともない時はなんともないのですが、何かが起きる時は起きるもので、結局、余計な不安材料は排除しておくに越したことはないということですよね。

ともあれ、ケガが完治したあとは、これといった問題もなく平穏無事に1年が過ぎました。


2022年のマシュ君です。朝に追加される野菜を食べています。
ずいぶん前のブログでも同じことを書いたと思いますが、我が家のハムスターたちは夕方に1日分の主食をもらい、翌朝に様子の確認を兼ねて野菜類をもらっています。
なのでどの子も、朝は野菜をもらうために寝床から起きてきます。
この頃になると、マシュの頭の黒っぽかった毛が薄くなりはじめて全体が白色に。
白髪になった?

この年の半ばには、噛み砕く力が落ちたのか、食べ残しが増えました。
なので、この頃から、粉砕して食べやすくしたペレットと、ふやかして柔らかくしたペレットの両方を毎日用意して与えるようになりました。
食欲は旺盛で、両方とも好んで食べます。
歯が伸びてしまわないか気がかりで、時々歯の状態をチェックするようにしましたが、それほど伸びなくなっているらしく歯のトラブルはありません。
こちらの写真も別の季節のある日の朝。
時間は違えど、毎度のように真っ先に食べるのが茹でたトウモロコシなので、この頃の写真はトウモロコシを食べている姿が多めです。

この年の夏が終わる頃に、元々体に住んでいて共生していたはずのニキビダニが増えてしまったらしく、体の一部が禿げてきたので獣医さんへ薬浴に通いました。
さすに高齢ということで、免疫力が低下してくると、皮膚の上でも、バランスが壊れて抑えきれなくなったものが問題として表出しやすいのだそうです。

なので、できる限り免疫力が下がらないような工夫を始めました。
‥‥と言っても、腸が良い状態に保てるようにしたり、質の良いタンパクをこまめにメニューに加えたり、あとは敷材を柔らかいものに変えて過ごしやすくしたりした程度ですが。
ありきたりなことばかりとはいえ、少しでも快適に過ごすための手助けになるといいな。


2023年、今年ですね。つい最近の様子です。
だいぶ老けていますが、今でも短い時間とはいえ回し車でセッセと走るくらいに元気です。
とはいえ踏ん張る力はかなり弱っているらしく、しゃがんで食べている時は体がグラグラ揺れていますし、時々どうってことない場所ですっ転んで、で起き上がるのにもがきまくっていたりします。
寝ぼけた顔をしていますが、毎朝、朝の副食が入る時間は楽しみにしているように見えます。
そして、どんなに眠たくても、好物のトウモロコシを一番に食べています。
ある時期から、それまで好んで食べていた人参やキャベツやキヌサヤを食べなくなったので、食べてくれるものを中心にあげています。
他に、夏の間に枝豆をたくさん茹でて保存してい流ので(無塩)それを時々朝の野菜の時にあげています。が、それよりもトウモロコシが好きらしい。

ここ数ヶ月の間で感じた変化といえば、ハムスターは元々視力がそれほどよくないと言われていますが、それに輪をかけて、高齢ですっかり視力が落ちてしまったことでしょうか。
「ド」が付くくらいに、目のすぐド真ん前に何かを近づかないとわからないらしい。
なので、マシュ君が見ようとする対象物にあまりにも近づき過ぎて、自分で接近しておきながらおったまげて腰を抜かす‥‥という様子を頻繁に見るようになりました。

これと並行して嗅覚も大変低下しているらしく、例えば上の写真にグリーンピースとトウモロコシが写っていますが、好物のトウモロコシと思ってパクついたら2番手のグリーンピースだったので口から出して、で、顔のそばにあった次のものをくわえて‥「あ、うんコレコレ」みたいな感じで、ミックスベジタルブルの総当たり戦‥やってます。

そんな調子なので、臨時の副食やご馳走サプリをあげようとした時も、「何かもらえるぞ」と察知したマシュ君が、ご馳走を受け取ろうと右往左往するものの、こちらの姿をなかなか捉えることができずにケージの中をウロウロとさまよってしまいます。
幸い、マシュ君は手渡しでオヤツを受け取ることができるので、マシュの目の前で指先をフリフリすれば、指先目指して近づいてくることができますし、そうやって指先に素直についてくるので、ご馳走がある場所まで誘導したりもできます。
”指先についてくる” なんて事はとても小さなことですが、こういう時にプチッと役に立って良かったな‥‥と思います。

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