なんとなく共犯/チンチラと猫2017/06/19 20:05

動物たちの換毛が、夏毛に向けてスピードアップしたことを先日からお話ししているところです。

今日はチンチラの近況を語ってみたいと思います。

チンチラのズー君も、ウサ兄や弟ネコと同じく換毛中なので、抜けかけの毛がスムーズに体から脱落するように、“砂浴び強化+時々ブラッシング”で換毛のお手伝いをしています。

ただ、春先の換毛のほうが、ビック・イベントと言いたくなるほどの容赦ない抜け方でしたので、それに比べると“ついでレベル”の換毛ですみそうです。

このところネコ&ウサギのブラッシング回数が増えているので、いい具合にズー君は手がかからなくて好都合です。

 

そんな折、脱走未遂が発生。

 

それは作業部屋にこもっていた先日の出来事で、たまたま発見した家族が知らせにきたので、慌てて捕獲に走ったのでございます。

 

いちおうガーデンフェンスで作ったバリケードでケージの周囲を囲っているので、そのバリケードの扉が閉じている限り、脱走は未遂に終わる仕組みになっています。バリケードの扉の閉め忘れや半開きというのは、構造上無理でして、仮にケージから出られてもバリケードを突破することは困難です。

 

ただしバリケード内に設置しているライトは、毎度コードをガジガジにかじられて危険な家電と化すので、いい加減に損失を出さない対策を考えなければと今回ばかりは思いました。

 

ところで、ケージを抜け出してバリケードの中をウロウロしていた時、“なんちゃって共犯者”がいたようでした。

ズー君の脱走の手引きするわけでもなく、飼い主に知らせにくるでもなく、事態を興味津々に見ていただけらしいネコ・・・。

家族の通報を受けて走っていった時に、沈黙のままオヨヨヨ〜と変な身体言語を発しつつ現場から横滑りで走り去って行きましたので、“いけない系の特殊なことが起きている”というのは薄っすら感じていたのでしょう。

 

こちらは作戦失敗の痕跡が残る扉。

一箇所を集中的にかじっていれば、体が通れるサイズまで穴を大きくすることができたでしょうに、方々をあてずっぽうにかじった迂闊さがうかがえる光景です。

 

脱走現場をチェックすと、ケージの中には朝にセットしたカブの葉っぱがそのまま残っていたので、ケージの扉が押せば開くと気づいてバリケード側に移動したのは、午前中だったようです。発見は夕方に近く4時頃なので、それまでずっとウロウロしていたのでしょう。


残念なのは、いちどバリケード側に出ると、“引く”という動作ができなければケージの扉を開けられないので、牧草や菜っ葉、お水がセットされているケージに戻れなくなることでした。


“ショーシャンクの空に”という大脱走に成功する映画がございますが、毎回、ズー君は”空無しショーシャンク”で終了です。

とはいっても、本人はバリケード内で縦横無尽に動き回っていたようなので、新鮮なひとときを過ごせたのではないかと思います。



コメント

トラックバック