曽我の梅林へ ― 2019/03/05 13:53
先週末、大磯方面へ行くついでで曽我の梅林に遊びに行きました。
いつも車で通り過ぎるばかりの道も、花の季節を迎えてガラッと雰囲気が変わると新鮮です。
今年は河津桜の花見のタイミングを逃しそうな気配(一応、三浦の河津桜は今週一杯まで)なので、満開の梅の花を見られて良かったです。
全体的に白か桃色の梅で埋めつくされていたので、その中で紅梅が咲いているところに出くわすと目を引きます。
手前に枝垂れ梅が、その奥に梅林が広がっている様子……屏風絵にありそうな梅づくしの景観です。
白梅は、同じ白でもクリーム色がかったものと青みがかかったものがあって、かなり印象がちがいます。
スラッとした枝垂れ梅は、庭植えにしても場所を取りそうにない優れものの梅の木に見えました。庭が狭いと、そういうことばかりが気になります。
ただし、細っそりと上に伸びるとはいっても、形良く上手に剪定するノウハウが必要そうな気もしましたが……なので、もし自然樹形でスッキリきれいに伸びてくれるのなら、ぜひ庭に植えてみたいな〜と思った次第です。
(写真の桃色の枝垂れ梅はフジボタンという品種だそう 白の品種は一般向きではないそう)
立派で可愛らしい枝垂れ梅を見ていたら、庭に植えたい欲望とスゴイ庭ができあがる妄想が膨らむばかり。いったい何を見ているのやらわからなくなりました〜。
疲れを忘れて梅林を歩き回ったあと、一路、見晴台をめがけてミカン山の坂道を登りました。
梅林の全体を上から見ると、梅の薄ピンク色の広がりがフワフワとして幻想的でした。
見晴らし台のベンチに座って、梅に埋もれる風景をしばらく眺めました。
見晴らし台への坂道では、オオイヌノフグリが青い花をたくさん咲かせているのをみることができました。
青い花のコロニーに近づいてみると、保温中って感じのテントウムシを見つけることができました。無事に越冬を終えられてなによりでした〜。
今よりも目線が低いところにある子ども時代は、これが春を象徴する代表的な景色でした。オオイヌノフグリにシジミチョウ、とか……。
曽我の梅はあと数日は楽しめるのかな?
ともあれ梅林に遊びに行った日は、天気が不安定で雲が多く、時々パラっと小雨が降る瞬間もありましたが、なにせ梅の規模がとても素晴らしく、散策しがいがあって楽しめました。
(天気が良いと梅林の向こうに富士が見える)
わざわざ足を伸ばして良かったです。
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