庭の秋の野草2019/10/29 11:43

秋らしい冷たい雨が降ってきました。

多雨で晴れる日が少ないせいで、このところ地面はジクジクしています。

きっと明日以降、予報通りに雨があがれば、今度は庭の方々にキノコがはえてきそうですね。

 

さて、まだ蚊が飛び回る庭ではありますが、秋の野草がチビチビと咲き進んでいます。

こちらは、庭のホトトギスの中でいつも一番最後に花が咲く株です。

こぼれ種から生えてきたホトトギスで、交雑したらしく不思議な色模様になっていますが、いい具合に庭木の根元はえてきて以来ずっと居ついているので、そのままにしています。

 

今年も咲いた清澄シラヤマギク。

地植えで放っておくと地下茎でよく増えるので、夏までの間に様子を見ながらかなり間引きました。

でも、ちょっと間引きすぎたかな?今秋は花が少なくなってしまって寂しくなりましたが、蒸し暑い季節の間にどうしても「ヤブ蚊対策すべしっ」……とばかりにガンガン引き抜いてしまうので、結果として秋はアッサリした庭になるのは仕方がないのかもしれません。

 

今年も咲いたシュウメイギク。(八重咲き)夕暮れどきに見る花は独特の雰囲気です。


明るい時間帯に見ると、単純素朴でぱっと明るい感じの花に見えます。


元気よく咲いているシュウメイギクは、葉っぱも花もワイルドで、見るからに強そうな植物ですが、植える場所が生育条件に合わなければアッサリ消え去ります。

なので庭に植えたはずのピンク色のシュウメイギクは、昨年はまとに花が咲かず、ついに今年は地面から消え去り行方不明に。他にも方々に植えたはずのいろんなシュウメイギクの仲間が死に絶え、庭の肥やしと化したのでございます。

逆に、植えた場所がちょうどよく生育条件とマッチしていれば、地下茎を伸ばしながらコツコツと増ええいきますし、よく育つ場所では葉っぱが増えるにつれて、株全体がモサモサとうっとうしい感じになります。

なので、地面から葉っぱが出てきて以降の生育期間中は、てきとうに葉を間引きながら管理していて、ようやく秋を迎えてこうして花が咲くと、「ゴォォォールゥゥッ」って感じです。


同じくいつものフジバカマにもシーズン到来です。

ずっとテラコッタに植えっぱなしですが、それでも毎年のように土の中からぐんぐん伸び出してきて、秋にはモシャッと脱力系の花を咲かせてくれます。

これで秋の静かな花々が、あらかた咲きそろった感じかな……そろそろ紅葉狩りに行きたい頃になりましたね。