黄色の力〜尾瀬の秋 その32014/10/14 09:35

尾瀬の秋 その3でございます。

独特の進化を遂げた“木”も、黄葉中。
標高の高いところにいくと、このような姿になった樹木をよく見かけます。

ここまで個性的だと絵になりますね。

この木と話せるものなら、聞いてみとうございます。
いったい生長の途中で何があったのか、周りにいたはずの樹木たちはどうなったのか、それとも最初からひたすら独走体勢を貫いてきたのか・・・? 

同じ場所に長い間たっていると、ただなるようになるだけなのかもしれません。床屋で寝ている隙に髪を切られて、後で愕然とするような感じでしょうか。

そういえば途中の雑木林では、一区画にある何本かの樹木が、同じ方向にバキボキ折れている場所がありました。
雪の重みか?それとも大風か?
自然の力は時々凄まじいですからね。

来年もこの場所にこの木が立っているのか、誰にもわかりません。
そう思うと、また会いにいけたらいいな〜と思います。ただし、会って気づくかどうかわかりませんが・・・。

この木、夜来の台風に負けずに今日も立っているのでしょうね。
そして、台風一過の澄み渡る青空を見上げているのです、きっと。

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