生きもの見聞録

箱入りです。
小さすぎる箱にぎっちりおさまる心地よさを、日々堪能しております。

ワインボトルが隙き間なく２本並んで入る大きさの箱が、一番好きです。
いつの間にか体が大きくなってしまって、お気に入りの箱がすぐ破れてしまうので、一回り大きな箱の中に入れて負荷がかからないように補強しています。
同じ箱がまた手に入るまでつなぐというのが、飼い主の使命でございます。

ネコのダン君、他の箱ではいまひとつ気持ちが据わらない様子。
他の、こぎれいな仕様のワイン箱も試してみたのですが、この段ボール製の細くて狭いワイン箱でなきゃダメなのだそうです。

ネコさんの細かい嗜好など無視したところで、別段、問題はないのかもしれませんが、人間もマイチェアーなど、こだわる性格の人には大事なことですものね。

なので、年に１〜２回、五一ワイン（ゴイチワイン）というワイン屋さんが出す、２本セットのワインを買っています。
もしかすると、ワイン用の同じ箱を真剣に探せば見つかるのかもしれませんが、飼い主一家はこれを口実に、喜んで箱入りワインを購入しているのでした。

ネコのダンが、ゴイチワインの箱にハマっているのも、お酒好きな人間たちと暮らしていることに端を発しているわけですな・・・。

写真は、新しい箱と交換する直前の、一回り大きな箱の中でボロボロになっている五一ワインの箱＆ダン君でございます。

初春と秋は、ワインやら日本酒やら新酒がわーっと出てきますから、狙いを定めて箱入りワインをGETします。
毎度、中身は人間がいただき、ネコさんは空箱をもらって、皆、めでたく共犯者となるのでした。