生きもの見聞録

昨夜から今朝にかけての雨は生暖かかったのに、昼に近づくにつれて冷え込んできました。

写真は昨日のものですが、ネコのダンがいつもの隙き間に陣取って、趣味の見張りを行っている姿です。
場所は勝手口の窓。
冷え込むようになってから、日中開けっ放しだったこの窓が閉じるようになりましたから、たびたび「あけろ」「あけれ」「あく？」とニャゴニャゴ催促されて、寒い〜。

朝の室温が４度とか６度だったりすると、さすがにダンも毛布にうずくまっています。が、ヒーターで室温が上がっていい具合に暖かくなると、ダン君も温まって活動的になるのか、窓を「あけれ」・・・。

時々「今は開かない！」と人間の都合も聞き入れてもらっています。

もう冬ですから、ダンの見張っているところをトカゲや昆虫が通りすがることはありませんが、野鳥が庭へ来てさえずったり、騒いだりしているのを、隙き間からジロジロ見ています。もちろん、トリに興奮してきたらお尻をふって、とびかかろうかという勢いにも・・・。
人間なら職務質問受けて逮捕されるね。

ストロベリーツリーに実がなっていて、この木をめがけて野鳥が集まりますから、冬の間はダンの「この窓あけれ」コールが続きそうです。

ちなみに、夏の夜、その隙き間から時々見えるのは、通りすがりのハクビシン。うっかり見ちゃった日には、ダンは腰を半分抜かしてその場から逃げつつ、戻ろうとして、また逃げかけ、やっぱ戻って、もうグルグル回ってオロオロ、声もでません状態になるのでした。

怖いもの見たさと、縄張りの守護者としてのプライドが、複雑にからんでおりますな、きっと。

ということもありまして、この窓、冬以外はいつも薄く開いていますが、季節に関係なく、人間不在の時と夜は閉めることにしています。ワイルドなお友達にからまれでもしたら、大変だ。

そろそろ野良猫さんが接近してくる頃合いで、２〜３日前からあの鳴き声がまた聞こえるようになりました。ワンちゃんがいなくなり、ダンが家に来てから、シーズンになると野良猫がアピールしにくるようになったのには参りました。
ダンはオカマちゃんなのにな。