すれ違う花たち/クレマチスとミツバハマゴウ2016/08/04 19:36

ほんの数日前、ふいにシワシワと葉っぱが縮れはじめたクレマチスは、結局、今日にはほぼ完全に枯死してしまった様子です。(クレマチス/エリザベス/モンタナ系)


いちおう、どんなクレマチスかわかるように、3〜4年前の春の写真を載せておきましょう。

モンタナ系は寿命が短いといわれていて、そろそろかなーと思ってはいましたが、個人的に驚いたのは、枯れ始めてから枯死に至るまでのあまりの素早さでした。

ホントに、あれよあれよ、という言葉がぴったり。

脳裏に浮かんだのは、甘い香りがするピンクの花がサラりと一言「じゃっ」と言って、一瞬で茶変する有様。

こんなにあっさりと、あっけなく花の一生を終えるとは思っていませんでした。


結局、エリザベスについては、もしもの時の保険の苗作りをしていなかったので、次は、マクロペタラというクレマチスを後釜に据える予定です。


これと正反対に、今年の始め、寒波の影響でいつも以上に散々な姿になったミツバハマゴウ/プルプレアは、弾丸復活を果たしています。

特に、時々“暑さ”を感じる頃から、成長スピードが一気に何倍にもなって、今では冬場にやせ細った時の3倍の大きさになりました。

言い換えると、春が過ぎてからふいに勢いがついたかと思えば、いきなりドバッと枝葉が広げて、気づくと、邪魔なところにまで枝をジャラジャラと伸ばしていたりします。

で、この邪魔な枝は、冬の寒さにやられてサイズダウンするのにまかせているので、今までのところ剪定をしたことがありません。(まだ若い木ということもある)


あとは、夏の日照りで、よほど乾きすぎないように気をつけておけば安泰です。

 

それにしても、環境に合わない部分をミツバハマゴウなりに克服したら、”復活のオニ”のようになりましたね。

小さな青い、涼しげな花は、これからが満開です。