春の黄色い花/姫リュウキンカとダブルイエロー2017/03/24 18:42

ヒメリュウキンカの花がじわっと開き始めたのは何日前だったでしょうか。

昨日より今日、今日より明日と、太陽がよく当たる場所から次第に花を大きく広げるようになって、これからさらに花の数も増えていきそうです。

ということで、咲き始めの、まだ移行中の段階の姿ですが、太陽を浴びてホクホクしているところを写真に撮ってみました。

 

こちらはカラス葉のヒメリュウキンカ。


撮ればえがいまひとつですが、葉に斑の入るものがこちら。


シーズンが終わると、ヒメリュウキンカは地中に姿を消して、次のシーズンがくるまでの間に土の中で力を蓄えます。花壇に空きスペースができているよ、と、うっかり眠れるヒメリュウキンカを掘りかえしてダメにしないためにも、ネームタグは必需品です。

そしてまた早春の頃になると、再び地面に顔を出しはじめるわけですが、ヒメリュウキンカの葉を広げてゆく様子ってなんとなく印象的に見えます。
主観が入りまくっていますが、カラス葉のリュウキンカの場合は特に、その様子は水の中で広がってゆく絵の具の陸上版みたいだなと。

しかも、条件の合う場所に植えられているものほど、一年ごとに、ひとまわりずつ大きくなってゆく様子をつぶさに観察できるので、「今年はどんなかな?」と楽しみにしながら成長ぶりを見ています。

 

この他に、庭で小さな黄花を咲かせているのは八重咲きのオキザリス/ダブルイエロー。

まだ寒いうちから活動をはじめたこのオキザリスは、しょっぱなから増殖モードをドンドコ全開させていたので、すでに半分くらい間引いていたりします。

それでも、グランドカバーらしく素早く地面が見えなくなるように覆ってしまうので、毎度すごい仕事ぶりに感心させられるばかり。普通、温暖な土地でも寒い時期に間引かれた植物は、弱りそうなものですが、でもこのオキザリスは順応力が高いみたいです。

なので、つねに居てほしい量だけ残るようにコントロールしていて、花壇のいい脇役になっています。